2006 ワールド・ベースボール・クラシック パナマ代表(2006 - パナマだいひょう)は、2006年に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシックに出場した、野球のパナマ代表チームである。
経緯
抑え候補のマリアノ・リベラ、主軸候補のフェルナンド・セギノールやフリオ・ズレータらが相次いで出場を辞退した。さらに監督のロベルト・ケリーまでもが、大会直前になって国の支援不足を理由に出場を辞退した。急遽アニバル・レルス・バスケスを監督に据えて臨んだ大会では、プエルトリコやキューバに善戦したが、最終戦でオランダにノーヒットノーランを喫した。チームの編成としては大リーガーを中核にマイナーリーガー、元マイナーリーガーを中心に編成、国内でプレーする選手や台湾でプレーする選手を加えたメンバーになっている。
最終成績
第1ラウンド敗退(大会通算成績:0勝3敗)
第1ラウンド
POOL C で0勝3敗。最下位となり敗退。
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1 |
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3 |
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6 |
7 |
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9 |
計 |
H |
E
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パナマ(1敗)
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0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
5 |
1
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プエルトリコ(1勝)
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0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
5 |
0
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- 勝:ホセ・サンティアゴ(1勝) S:フェルナンド・カブレラ(1S) 敗:マニー・アコスタ(1敗)
- 本塁打:[プエルトリコ] アレックス・リオス1号(ソロ、レニン・ピコタ)
- パナマは4回に押し出し四球で1点を先制するも、その後の無死満塁から得点できず。5回、アレックス・リオスのソロ本塁打で同点に追いつかれ、その後一死二塁からバーニー・ウィリアムスに決勝適時打を許した。
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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
計 |
H |
E
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キューバ(1勝)
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0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
2 |
0 |
2 |
8 |
11 |
0
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パナマ(2敗)
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0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
6 |
10 |
0
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- 勝:ユニエスキ・マヤ(1勝) S:ヤデル・マルティ(1S) 敗:ホルヘ・コルテス(1敗)
- 本塁打:[キューバ] ユリエスキ・グリエル1号(2ラン、マニー・アコスタ) [パナマ] アドルフォ・リベラ1号(3ラン、ビショアンドリ・オデリン)
- 9回にユリエスキ・グリエルの本塁打で2点を勝ち越されたパナマだったが、その裏にオルメド・サエンズの適時打と押し出し死球で同点に追いつき延長戦に持ち込む。しかし11回にヨアンディ・ガルロボに決勝適時打を浴びた。
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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
H |
E
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オランダ(1勝2敗)
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5 |
0 |
1 |
1 |
3 |
0 |
0 |
- |
- |
10 |
17 |
1
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パナマ(3敗)
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0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
- |
- |
0 |
0 |
3
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- 勝:シャイロン・マルティス(1勝) 敗:ミゲル・ゴメス(1敗)
- パナマ投手陣が初回に5点を先制されるなど乱調。打線もオランダ先発のシャイロン・マルティスの前に手も足も出ず、ノーヒットノーランを喫した。
代表選手
以下が代表選手であり[1]、所属は同大会期間中のものとする。
脚注
関連項目