チェコ国鉄
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路線番号 | 131 |
路線総延長 | 29 km |
軌間 | 1435 mm |
最高速度 | 70 km/h |
停車場・施設・接続路線
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チェコ国鉄131号線、別名ウースチー・ナド・ラベム〜ビーリナ線(チェコ語;Železniční trať Ústí nad Labem – Bílina)は、レギオジェット・ウースチー県の鉄道線の名称である。
1874年、ウースチー・テプリツェ鉄道の路線として開業した。2019年末に、チェコ国鉄からレギオジェット・ウースチー県に移管された。ウースチーとビーリナを最短距離で結ぶが、駅間距離が短く、最高速度も低いことから、並行する130号線の方が所要時間が短い。
歴史
ヨハン・リービヒ・ウント・コンプ社は1870年6月にビリン(現在ビーリナ)からビーリナ川を経由しアウシヒ(現在ウースチー・ナド・ラベム)に伸びる鉄道路線に関する許可を獲得した[2]。その路線の工事は初めに資金問題のため実行されなかった[3]。一方、アウシヒ・テプリッツ鉄道(Aussig-Teplitz Eisenbahn, ATE)は、本線の競争路線となる恐れから1871年9月20日にその路線を買うことを決定した。ATEは最初の関係会社との協商に成功して、1872年1月21日に鉄道建設の許可を引き受けた[4]。本来の建設計画と異なって、この路線はテュルミッツ(現在トルミツェ)でATE本線と接続することとなった。建設はプラハの会社シェーン・ウント・ヴェセリ社が担当した[5]。テュルミッツ - ビリン間新線は1874年6月6日に開通されて、ATE本線がオーストリア北西部鉄道と連結されてから6カ月後の出来事であった。
運行形態
- ウースチー - ビーリナ ( - モスト) ※レギオジェット・ウースチー県による運行
- 全て線内のみの運行。ウースチー〜ビーリナ間の各駅停車が基本で、2時間に1本程度運行している。平日の早朝・深夜と休日の大部分がモストまで直通する(ただしジェレニツェ通過)。平日の午後は、1時間に1本まで増発される。ビーリナでは、130号線のヘブ方面特急、ウースチー方面普通と接続する。
- 過去の運行形態
- 2019年以前はチェコ国鉄による運行で、全列車ビーリナ止まり、平日午後も2時間に1本の運行であった。これらの他、ウースチー~ウーポルジニ間の区間運転が一日1往復(トルニツェ通過)運行していた。コシトフは全列車停車であった。
- 2020年以降、レギオジェット・ウースチー県に移管された。平日午後は毎時1本に増発され、ウーポルジニ止まりの列車もビーリナ以西まで延伸となった。トルニツェは全列車停車となった。
- 2023年度に限り、平日はコシトフを通過していた。
- モスト/ビーリナ → ウースチー西駅 → シチェチー
- 一日片道1本の運行。ウースチー西駅以東は072号線に直通する。平日はビーリナ、休日はモスト始発。
駅一覧
以下では、チェコ国鉄131号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
参考文献
脚注