チェコ国鉄031号線、パルドゥビツェ~ヤロムニェルジ~リベレツ線(チェコ語;Železniční trať Pardubice–Jaroměř–Liberec)の一部は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。
1857年、南北ドイツ連絡鉄道の路線として開業した[1]。2024年に、パルドゥビツェ中央駅まで延伸となった。ベルリンとウィーンを結ぶ路線として計画されたが、現在長距離輸送は010号線が担っており、ローカル輸送が中心となっている。
特急「リフリーク(R)」
- R14A系統: パルドゥビツェ中央駅 - ヤロムニェルジ - リベレツ ※アリヴァ列車による運行
- 2時間間隔で運行。030号線と直通する。
- 過去の運行形態
- 2018年以前は、パルドゥビツェ本駅 - リベレツ間に、チェコ鉄道により運行していた。また、列車毎に異なる愛称がつけられていた。
- 2019,20年度は「イェシチェド」号として運行していた。
- 2020年末にアリヴァ列車に移管された[3]。
- 2025年度より、運行区間がパルドゥビツェ中央駅まで延伸された。
- クラコノシ号: プラハ - フラデツ・クラーロヴェー - ヤロムニェルジ - トルトノフ ※チェコ鉄道による運行
- 2時間間隔で運行。020号線、032号線と直通する。
- 2018年以前は、列車毎に異なる愛称がつけられていた。2019年度は、「フラデチャン」号として運行していた。
- 過去の運行系統
- スロヴァーツキー・エクスプレス号: フラデツ・クラーロヴェー → パルドゥビツェ → ルハチョヴィツェ
- 早朝のみ片道1本運行していた。パルドゥビツェ以東は010号線に直通する。途中、ロシツェを通過していた。
- 2017,18年度は、特別リフリーク(Rx)という種別で運行していた。
快速「スピェシニー(Sp)」
- パルドゥビツェ中央駅 - フラデツ・クラーロヴェー - ヤロムニェルジ
- フラデツ以南を快速として、以北を普通として運行する。特急「イェシチェド」号と合わせて、概ね1時間間隔の運行となっている。
- 2018年以前は、パルドゥビツェ本駅 - ヤロムニェルジ間の運行で、全区間を快速として運行していた(停車駅はフラデツ以北各駅停車)。2019年度よりフラデツ以北を普通列車として運行する様になり、2024年6月9日よりパルドゥビツェ中央駅まで運行区間が延伸となった。
- (パルドゥビツェ中央駅 - ) フラデツ・クラーロヴェー - ヤロムニェルジ - トルトノフ
- 2時間間隔で運行。032号線と直通する。特急「フラデチャン」号と合わせて、概ね1時間間隔の運行となっている。平日の南行1本はパルドゥビツェ中央駅に、金曜日の2往復、日曜日の1往復がパルドゥビツェ本駅に直通する。
- 過去の運行形態
- 2020年以前は、1.5往復(休日1往復)が、パルドゥビツェ本駅に直通していた。
- 2021-23年度は、平日の南行2本、金・日曜の1往復が直通していた。
- 2024年6月9日以降、平日の南行1本のみがパルドゥビツェ中央駅まで延伸となった。また、金曜日は一日2往復に増発となった。
普通
- パルドゥビツェ中央駅 - フラデツ・クラーロヴェー
- 1時間に1本運行されている。ステーブロヴァーとポフルジェバチカは、半数ずつ交互に停車する。
- 2021年度に限り、土曜・休日の半数が021号線のティーニシチェまで直通していた。2022年以前は、全列車ステーブロヴァー停車であった。2024年6月9日以降、パルドゥビツェ中央駅まで延伸となった。
- パルドゥビツェ中央駅 - フラデツ・クラーロヴェー - ヤロムニェルジ ( → チェスカー・スカリツェ)
- 2時間に1本の運行。大部分は、フラデツ以南を快速として、以北を普通として運行する。
- 2018年以前は、大多数が快速として運行していた(フラデツ以北は各駅に停車)。フラデツ以北の普通は、朝と夜間、および平日午後中心の運行であった。
- フラデツ・クラーロヴェー - ヤロムニェルジ - トルトノフ 【平日運行】
- 一日1往復の運行。ヤロムニェルジ以北は032号線と直通する。030号線内は、スミルジツェ以外全て通過する。
- 2021年末に運行を開始した。
駅一覧
以下では、チェコ国鉄031号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
- 種別
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ◐印:半数停車、半数通過
- ○印:一部停車
- |印:全列車通過
- (*1): 2015年12月開業。
- (*2): 2024年6月9日開業[4]。
脚注