黒鉄 ヒロシ(くろがね ヒロシ、1945年8月3日 - )は、日本の男性漫画家、コメンテーター。テレ朝チャンネル放送番組審議会委員。高知県高岡郡佐川町出身。本名:竹村 弘(たけむら ひろし)。
略歴
人物
- ペンネームは実家である司牡丹酒造の屋号黒金屋に由来する。漫画の作風はギャグ漫画が多い。歴史雑誌「歴史街道」の表紙絵を担当し、見開きに描いた人物に関するコメントをしている。
- 喫煙者である。2011年にすぎやまこういちや西部邁らと共に「喫煙文化研究会」を発足し、昨今の嫌煙運動について反発している[2]。
- 大のギャンブル好きで、阿佐田哲也の作品に挿絵を描いたほか競馬ファンとしても知られる。阿佐田とは、個人的にも交流し、家族同然の仲となった。2013年9月15日放送のドラマ『いねむり先生』(テレビ朝日系、原作・伊集院静)では、黒鉄をモデルとした「黒上」役を阿部サダヲが演じている。
- 特に昭和期には読売ジャイアンツファンの代表格として知られ、『ニュースステーション』には初期のプロ野球応援企画に度々出演。どんなことがあっても毎年巨人は優勝するとし、何があっても巨人が優勝すれば世の中は安泰だとこじつける「安心理論」を披露した。
- TBS系列のクイズ番組『クイズダービー』の初代3枠解答者として出演し、同番組司会の大橋巨泉から“裏切り狸”(うらぎりだぬき)と呼ばれていた。しかし、漫画に専念したい理由で降板し、3枠解答者を黒鉄と同じ高知県出身の漫画家はらたいらに譲った。奇しくもはらたいらに代わってから同番組がTBSの人気番組としての地位に立ち上がることになった。
- ひげを生やすようになったのは、既に30代になっていた頃にパチンコ店で遊戯に興じていると、子供っぽい顔のため高校生だと思われて通報され、警察官に年齢を訊かれたのがきっかけと『笑っていいとも』に出演した時に語っている。
出演番組
情報・クイズ・バラエティ他
TVドラマ
ラジオ
CM
著書
主な漫画作品
- (22名の漫画家によるこの『マンガ日本の古典』は、第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で大賞を受賞した)
- 信長遊び
- 信長遊び(地)
- 長島氏参る
- 日本本゜(『ビッグコミックオリジナル』2017年[4] - 2021年連載[5])
共著
脚注
外部リンク