高梨 りんご(たかなし りんご、1986年7月8日[1][2] - )は、日本の漫画家。京都府出身[1]。東京都在住[1]。男性[1]。成安造形大学芸術学科イラストレーションクラス卒業[3]。
来歴・人物
中学時代、「最遊記」シリーズ(作:峰倉かずや)で描かれる独創性(発想・自己主張)に影響を受ける[1]。その後、大学在学中の就職活動で「会社に就職せずに働くにはどうすればいいのか?」と深慮した結果、漫画家を志すようになる[1]。2011年(平成23年)に、「ブラック★ロックシューター」の派生作品「ぶらっくろっくちゃん」で連載デビューを果たす。
2012年(平成24年)8月初旬、「デート・ア・ライブ」を執筆中に激しい腹痛に見舞われ、医療機関で検査を受けたところ、尿膜管に膿が溜まる「尿膜管遺残」と診断され、手術を伴う入院を余儀なくされる[4]。その為、当該作品が連載休止となり、退院後は体調の回復を待って、連載の再開を予定していたが、関係各方面と協議をした結果、連載を終了することが決定した。それと同時に長期療養を理由に、当面の間、リハビリを兼ねた同人誌の出版を除く、執筆活動を休止することが発表されていた[5]。その後、2014年(平成26年)3月にオリジナル作品「水色イデア」で本格的な執筆活動を再開した。併せて、ペンネームをこれまでのringoから高梨りんごへ改めることも発表された[6]。
ペンネームを「ringo」名義で使用していた頃は「シンプルなもの」ということで、偶然目にした東京事変のCDジャケットから命名されていた[1]。また、名義はringo(英語)、りんご(ひらがな)、林檎(漢字)と3種類を使い分け、商業誌では英語名義を使用していた[1]。また、現行のペンネームについては特に由来はなく、姓名判断で運が良い名前とのことで命名した[6]。
好きな漫画は、「最遊記」シリーズ、「ヒカルの碁」、「アイシールド21」、「ヴィンランド・サガ」[1]。その一方で、声優の知識に関しては疎い方である[7]。
実兄はレストランを経営している[8]。
作品リスト
コミックス
連載中の作品
- 高梨りんご名義
- ニーナさんの魔法生活(オリジナル作品、『COMIC メテオ』掲載(アプリックス)、2016年1月27日配信号[9] - 、コミックス既刊6巻)
過去の作品
- ringo名義
- ぶらっくろっくちゃん(原作:huke、『4コマnanoエース』連載(角川書店)、2011年Vol.1号 - 2012年Vol.10号、コミックス全1巻)
- 闇の用心棒(オリジナル作品、角川ニコニコエース コミック総選挙本選第1回掲載、単行本未収録、全3話)
- デート・ア・ライブ(原作:橘公司、キャラクター原案:つなこ、『月刊少年エース』連載(角川書店)、2012年6月号 - 2013年1月号、コミックス全1巻)
- ※体調不良により中途で連載終了。
- 高梨りんご名義
- ※単行本売上等を勘案し「無期限休載」という形で連載終了[10]。
キャラクターデザイン
- ringo名義
イラスト
- 高梨りんご名義
脚注
関連項目
外部リンク