阿蘇 惟歳(あそ これとし)は、室町時代の武将。南朝系阿蘇大宮司3代目[1]。
略歴
阿蘇惟武を祖とする南朝系阿蘇大宮司の出身。
生年は明瞭ではないが、文安元年(1444年)に阿蘇惟兼の子として誕生したとされる[1]。宝徳3年(1451年)に北朝系阿蘇大宮司・阿蘇惟忠と和睦し、その養嗣子となる[1]。応仁以前には統合された大宮司の位に就き、弟(あるいは実子)とされる惟家に位を譲った[1]。
文明16年(1484年)に菊池重朝の支援を受けて馬門原の戦いで惟忠と戦ったが敗北、没落した[1]。
脚注
出典