阪奈病院(はんなびょういん)は、医療法人仁泉会が大阪府大東市に設置する病院。
診療科
(この節の出典[1])
医療機関の指定・認定
(下表の出典[1])
交通アクセス
不祥事・医療ミス・医療事故
- 2019年10月17日(報道日) - 2019年8月までの2年半の間に、抗生物質がほとんど効かない細菌の多剤耐性アシネトバクター(MDRA)に結核の入院患者19人が感染し、1人が発症して死亡していたことがわかった。感染症法は医療機関に対し、発症が確認されれば報告を義務づけているのにもかかわらず、病院は約7ヵ月間放置していた。ほかに17人が死亡したが、病院は「明らかな因果関係は認められない」と説明したが、大半は感染確認から2カ月以内に死亡していた。MDRAに感染したのは結核病棟で入院していた58~97歳の男女19人。2017年2月から2019年8月にかけて見つかった。2019年1月、発症による肺炎の悪化で死亡した男性患者(71歳)について、主治医はMDRAへの感染を把握していたが病院に報告しなかった。このため、病院から所管の保健所への報告義務も守られなかった。四條畷保健所が厳重注意した[4][5]。
脚注
- ^ a b “大阪府医療機関情報システム”. 大阪府健康医療部保健医療室保健医療企画課. 2020年8月21日閲覧。
- ^ “大阪府救急告示医療機関一覧 [PDFファイル/156KB]”. 大阪府健康医療部保健医療室医療対策課救急・災害医療グループ. 2020年8月21日閲覧。
- ^ a b c “電車・バスをご利用の方”. 阪奈病院. 2020年8月21日閲覧。
- ^ “結核患者19人、多剤耐性菌に院内感染 1人発症し死亡”. 朝日新聞 2019年10月17日 12時04分. 2020年8月21日閲覧。
- ^ “死亡18人から多剤耐性菌 院内感染、大阪の病院”. 産経新聞 2019.10.17 14:22. 2020年8月21日閲覧。
外部リンク