長潟(ながた)は、新潟県新潟市中央区の町字。現行行政地名は長潟一丁目から長潟三丁目と大字長潟。住居表示は一丁目から三丁目が実施済み区域、大字が未実施区域[4]。郵便番号は950-0932[2]。
概要
1889年(明治22年)から現在までの大字。及び1985年(昭和60年)から現在までの町名[5]。鳥屋野潟南部の低い砂丘上に位置する[5]。もとは1889年(明治22年)まであった長潟新田の区域の一部。
昭和40年代後半から人口が増加し、住宅地として発展した[5]。
隣接する町字
北から東回り順に、以下の町字と隣接する。
※ 鳥屋野潟を挟んで紫竹山と隣接。
歴史
1640年(寛永17年)に、加賀国細坪村の仁兵衛、清蔵ら8名が移住したことにより開発[5][6]。
分立した町字
1889年(明治22年)以後に、以下の町字が分立。
- 清五郎 (せいごろう)
- 1962年(昭和37年)に、長潟の一部が改称してできた町名[5]。地名は、この地で最初に死亡した開拓者である「清五郎」にちなむ[7][8]。
- 南長潟 (みなみながた)
- 1985年(昭和60年)に、長潟の一部が改称してできた町名[5][9]。
年表
世帯数と人口
2018年(平成30年)1月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
大字・丁目 |
世帯数 |
人口
|
長潟
|
275世帯
|
764人
|
長潟一丁目
|
212世帯
|
485人
|
長潟二丁目
|
398世帯
|
887人
|
長潟三丁目
|
239世帯
|
529人
|
計
|
1,124世帯
|
2,665人
|
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。
主な企業・施設
文化
- 藻たぐり甚句
- 堀に生えた藻を刈り取る動作を取り入れて作られた甚句。別名「長潟甚句」[11]。
交通
脚注
注釈
出典
参考文献
- 角川日本地名大辞典 編纂委員会『角川日本地名大辞典 15 新潟県』(株)角川書店、1989年10月8日。ISBN 4-04-001150-3。
- 『新潟市合併町村の歴史 第4巻 中蒲原郡から合併した町村の歴史 下』新潟市、1986年2月28日。
- 『新潟歴史双書 8 新潟の地名と歴史』新潟市、2004年3月31日。
- 『美しい新潟 - 総集編』新潟市総務局総務部広報課、1998年3月。
関連項目
|
---|
中央区役所管内 | |
---|
東出張所管内 | |
---|
南出張所管内 | |
---|
カテゴリ |