鈴木 ユリイカ(すずき ユリイカ、1941年10月30日[1] - )は、日本の詩人、翻訳家。
人物・来歴
岐阜県岐阜市出身[2]。明治大学文学部仏文科卒業。本名、鈴木雅子[2]。
1984年に第1回ラ・メール新人賞、1986年に詩集『Mobile・愛』で第36回H氏賞、1988年に詩集『海のヴァイオリンがきこえる』で第3回詩歌文学館賞、2021年に詩集『サイードから風が吹いてくると』で第39回現代詩人賞を受賞。
著作
単著
- 『Mobile・愛』(1985年、思潮社)
- 『海のヴァイオリンがきこえる』(1987年、思潮社)
- 『ビルディングを運ぶ女たち』(1991年、思潮社)
- 『知育えほん ぴったりなあに?』世界文化社、1997
- 「いろ」「かたち」「くらべっこ」「どうぶつ」
- 『たなばた』篠崎三朗絵 世界文化社 ワンダー民話 1999
- 『ふんわりくまちゃんのできるかな? 布のおにんぎょうあそびえほん』わらべきみか絵 世界文化社 2002
- 『ふんわりくまちゃんのいろいろできるかな? 布のおにんぎょうあそびえほん』わらべきみか絵 世界文化社 2012
- 『鈴木ユリイカ詩集』(現代詩文庫 思潮社, 2015.8
- 『ふんわりくまちゃんのひとりでできるかな? 布のおにんぎょうあそびえほん』わらべきみか 絵. 世界文化社, 2017.11
- 『群青くんと自転車に乗った白い花 詩集』書肆侃侃房, 2020.10
- 『サイードから風が吹いてくると 詩集』書肆侃侃房, 2020.8
- 『私を夢だと思ってください 詩集』書肆侃侃房, 2020.9
- 『ふんわりくまちゃんのできるかな?できるかな? 布のおにんぎょうあそびえほん』わらべきみか 絵. 世界文化ブックス, 2022
責任編集
- 『Something』1-19 サムシングプレス 2005-2014
翻訳
- アラン・ベイカー作・絵「リトルラビット 頭がよくなる」世界文化社 1996
- 『リトルラビットの1・2・3」
- 『リトルラビットのいろあそび」
- 『リトルラビットのかたちあそび」
- 『リトルラビットのまちがいさがし」
- ベティ・アン・シュワルツ『にじをつくったのだあれ?』(2002年、世界文化社)
- ジェニー・チューリップ絵『サンタさんはどこ?』世界文化社マスコットえほん 1997
- ジェニー・チューリップ絵『スノーマンのおくりもの』世界文化社マスコットえほん 1997
- マンデー・スタンレイ作・絵『ふんわりあかちゃん 布のおにんぎょうあそびえほん』世界文化社 1998
- リサ・ジョーンズ, エドワード・アンダーウッド 絵『どうぶつえん あかちゃんのはじめて布えほん』世界文化社, 2017.10
- ハルトムート・ビーバー絵『ぶくぶくおふろ (はじめておふろえほん ぬれると色が変わる!)』世界文化社, c2018
- ローラアン・ロブジョーンズ 絵『ちゃぷちゃぷおふろ (はじめておふろえほん ぬれると色が変わる!)』世界文化社, c2018
- リサ・ジョーンズ, エドワード・アンダーウッド絵『おさんぽ あかちゃんのはじめて布えほん』世界文化社, 2019.4
注
- ^ 『文藝年鑑』2008年
- ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.454