『釣り刑事』(つりデカ)は、2010年から2016年までTBS系で放送されたテレビドラマシリーズ。全7回。主演は中村梅雀。
放送枠は『月曜ゴールデン』(第1作 - 第6作)、『月曜名作劇場』(第7作)。
『釣り刑事』というタイトルとなっているが、主人公は元刑事である。
概要
元敏腕刑事だが現在は奥多摩でペンションを経営しながら釣りを楽しむ主人公が、後輩や元同僚の刑事を助けて事件を解決する。釣りにちなんだ捜査方法や決め台詞が多く、犯人しか知りえない告白を誘い出した際には毎回「はい、釣れました」という台詞が定番である。
登場人物
ペンションひまわり
- 鈴木五右衛門(すずき ごえもん)
- 演 - 中村梅雀
- 経歴:警視庁刑事部捜査第一課
- → ペンションひまわりの経営者
- 元刑事。妻と二人、奥多摩でペンションを経営していたが、第3作では妻を失い、やもめとなっている。第5作で沙依と再婚し、真里奈の継父となる。
- 鈴木牧恵(すずき まきえ)
- 演 - 益戸育江(第1作・第2作)
- 五右衛門の亡き妻。元看護師。第2作の後、心筋梗塞で急死している。
- 鈴木(滝川)沙依(すずき さより)
- 演 - 原日出子(第3作 - 第7作)(高校生:藤井武美[1]〈第3作〉)
- 五右衛門の後妻。「クリーニング もみの木」の店員であったが、後に五右衛門のペンションに住み込みで働く。第5作で五右衛門と再婚して夫婦になる。
- 鈴木(滝川)真里奈(すずき まりな)
- 演 - 前島亜美(第3作 - 第7作)
- 五右衛門の継娘で沙依の娘[2]。竹山ゼミナールの生徒(第4作)。
- 将来の進路について、警察官を志望していたが、第7作の事件を機に大学で法律を学ぼうと決意する。
警察関係者
- 城下香津美(しろした かつみ)
- 演 - 石川梨華[3]
- 警視庁青梅西警察署刑事課の刑事。階級は巡査部長。五右衛門の後輩。
- 八重樫久吉(やえがし きゅうきち)
- 演 - 村田雄浩
- 警視庁刑事部捜査第一課の刑事。五右衛門の元同僚。
- 山岡五樹
- 演 - 日向とめ吉[4]
- 警視庁青梅西警察署交通課の警察官。
- 早野
- 演 - 青柳弘太(第5作・第6作)
- 警察官。
その他
- 稲田隆蔵(いなだ りゅうぞう)
- 演 - 中本賢
- 桂林医科大学法医学教室の教授。五右衛門の釣り仲間。
- 城下香那美
- 演 - 中島早貴(℃-ute)(第6作・第7作)
- 城下刑事の妹。桂林大学病院の看護師。
- 岩本
- 演 - 吉澤健(第4作 - 第7作)
- 五右衛門の釣り仲間。
- 藤木雄馬
- 演 - 中西良太(第4作・第7作)
- 「週刊爽論」編集長。
ゲスト
- 第1作「竿に掛かった大悪党!!」(2010年)
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- 第2作「愛と悲しみの魚たち!」(2011年)
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- 第3作「トランクルームに隠された秘密!」(2012年)
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- 第4作「隠ぺい工作のつけ」(2013年)
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- 第5作「二つの事件と二つの過去!?」(2014年)
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- 第6作「10年前の事件は冤罪だったのか!?」(2015年)
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- 第7作「切り取られた舌の謎!?」(2016年)
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スタッフ
- 編成担当 - 福田健太郎(第1作 - 第3作)、辻有一(第5作・第6作)、橋本孝(第7作)
- 釣り監修 - 中本賢
- 脚本 - 入江信吾
- 監督 - 皆川智之
- プロデューサー - 見留多佳城、神崎良
- 制作 - G・カンパニー、TBS
放送日程
話数 |
放送日 |
サブタイトル |
脚本 |
監督 |
視聴率
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1 |
2010年09月06日 |
竿に掛かった大悪党!! |
入江信吾 |
皆川智之 |
13.4%[56]
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2 |
2011年05月09日 |
愛と悲しみの魚たち! |
14.5%[56]
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3 |
2012年08月27日 |
トランクルームに隠された秘密! |
13.2%
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4 |
2013年09月30日 |
隠ぺい工作のつけ |
10.8%
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5 |
2014年10月27日 |
二つの事件と二つの過去!? |
11.8%[56]
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6 |
2015年05月18日 |
10年前の事件は冤罪だったのか!? |
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7[57] |
2016年08月01日 |
切り取られた舌の謎!? |
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脚注
外部リンク