金剛寺(こんごうじ)は、埼玉県さいたま市桜区にある真言宗智山派の寺院。
歴史
建久年間(1190年 - 1199年)、畠山重忠の開基である。重忠が土中より観音菩薩像を発掘して、この観音像のために道場(寺)を創建した。道場という地名もこの逸話が起源である[1]。
当寺の本尊は観音菩薩である。前述の重忠が発掘したという仏像であり、現在は秘仏となっている[1]。
文化財
- 庚申塔(さいたま市指定有形文化財 昭和58年4月11日指定)[2]
- 密教法具(さいたま市指定有形文化財 昭和61年5月9日指定)[3]
交通アクセス
脚注
- ^ a b 青木義脩、丹治健蔵 著『埼玉ふるさと散歩(浦和市・与野市)』さきたま出版会、1992年、78-79p
- ^ 庚申塔さいたま市
- ^ 密教法具さいたま市
参考文献
- 青木義脩、丹治健蔵 著『埼玉ふるさと散歩(浦和市・与野市)』さきたま出版会、1992年