野口大介

野口大介
Daisuke Noguchi
長崎ヴェルカ  No.23
ポジション PF
基本情報
愛称 大介
日本語 野口大介
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1983-05-26) 1983年5月26日(41歳)
出身地 北海道亀田郡七飯町
身長 196cm (6 ft 5 in)
体重 86kg (190 lb)
キャリア情報
高校 東海大学付属第四高等学校
大学 日本体育大学
経歴
2006-2007大塚商会アルファーズ
2007-2011レラカムイ北海道
2011-2015レバンガ北海道
2015つくばロボッツ
2015-2019レバンガ北海道
2019-2021サンロッカーズ渋谷
2021-長崎ヴェルカ
レンタル契約(loan deal)での在籍
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

野口 大介(のぐち だいすけ、1983年昭和58年〉5月26日 - )は、日本のプロバスケットボール選手。北海道亀田郡七飯町出身。ポジションはパワーフォワードB.LEAGUE長崎ヴェルカに所属している。

来歴

幼稚園の頃からスキーを始め、七飯町立七飯中学校でバスケに転向し函館選抜に選ばれる[1]。中1で既に身長は180cmあった[1]。高校は東海大四高に進み、1年次より全国大会に出場。

大学は日本体育大学に進学。同期の大西崇範新井靖明与那嶺翼らとともに4年次にインカレ3位となる。

卒業後、大塚商会(現:越谷アルファーズ)を経て、2007年に高校時代の同期である菅原洋介とともにレラカムイ北海道に加入。

2009-10シーズン途中に伊藤拓郎が契約解除されてから、2013年オフに多嶋朝飛が移籍加入するまでチームにおける唯一の北海道出身選手であった。

2011年、ウィリアム・ジョーンズカップで日本代表に選出[2]

2014-15シーズン途中からシーズン終了まで、つくばロボッツにレンタル移籍[3]。満了後は再びレバンガ北海道でプレーした。

2019-20シーズンからサンロッカーズ渋谷に移籍し2年間プレーしたのち、2021-22シーズンからB3リーグに新規参入した長崎ヴェルカに移籍[4]

人物

  • 196センチの長身を持ち、中外どちらからでも点を獲れるフォワード。とてもシュートタッチが柔らかい。レバンガ北海道時代、長年伸び悩んでいたものの、2016―17シーズンにポジションをPFにコンバートされると、一気にチームに欠かせない日本人ビッグマンとして成長を遂げた。
  • 元チームメイトの菅原洋介、伊藤将伸とともにファッションブランド「HOMELOS」を展開している。
  • 2013年4月4日、元女子日本代表の船引まゆみと入籍。
  • プロ野球北海道日本ハムファイターズ鍵谷陽平は七飯中学校の後輩[5]
  • 試合前・試合後に円陣を組んだ際、天を指さすポーズを取るが、これは学生時代の先輩で2016年5月26日に悪性リンパ腫のため38歳で亡くなった中学講師 佐藤竜弥氏に向けてのもの。野口の背番号23は、マイケル・ジョーダンに憧れていた佐藤氏が付けていた番号と同じものである[6]。なお、佐藤氏は亡くなる3週間前の5月2日、ファンだったレバンガ北海道に特例で一日だけプロ契約を結び[7]、公式戦でベンチ入りしたことがある[8]。野口もそのゲームに出場している(当時の背番号は1)[9]

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2006-07 大塚商会アルファーズ
JBL 2007-08 レラカムイ北海道 30 0 19.6 .417 .376 .692 2 0.5 0.3 0.2 0.6 5.1
JBL 2008-09 レラカムイ北海道 33 0 7.4 .379 .273 .625 1.1 0.2 0.2 0.2 0.4 1.9
JBL 2009-10 レラカムイ北海道 42 0 23.1 .426 .378 .444 1.7 0.6 0.4 0.3 0.6 5.1
JBL 2010-11 レラカムイ北海道 36 0 18.8 .387 .4 .696 1.6 0.6 0.4 0.2 0.9 7
JBL 2011-12 レバンガ北海道 42 36 31.9 .397 .306 .684 3.1 0.9 0.6 0.4 1.1 6.6
JBL 2012-13 レバンガ北海道 42 33 29.7 .363 .302 .564 3.5 1.7 0.8 0.5 1.6 7.7
NBL 2013-14 レバンガ北海道 45 1 11.5 .365 .330 .714 1.7 0.6 0.3 0.3 0.6 3.9
NBL 2014-15 レバンガ北海道 26 3 10.1 .345 .212 1 1.4 0.2 0.2 0.1 0.6 2.9
NBL 2014-15 つくばロボッツ 21 17 27.8 .346 .233 .650 2.4 0.9 0.7 0.1 1.1 6.8
NBL 2015-16 レバンガ北海道 52 4 11.0 .310 .266 .833 1.4 0.5 0.3 0.2 0.7 3.2
B1 2016-17 レバンガ北海道 60 52 20:27 .442 .327 .717 2.5 1.0 0.5 0.4 1.3 7.9
B1 2017-18 レバンガ北海道 53 39 18:50 .442 .357 .750 2.3 1.2 0.5 0.4 0.9 6.8
B1 2018-19 レバンガ北海道 59 5 11:55 .403 .280 .636 1.4 0.6 0.3 0.3 0.7 3.7
B1 2019-20 サンロッカーズ渋谷 41 0 10:48 .366 .250 .690 1.3 0.8 0.2 0.3 0.5 3.1
B1 2020-21 サンロッカーズ渋谷 57 6 10:19 .421 .330 .545 1.2 0.8 0.4 0.0 0.2 3.4
B3 2021-22 長崎ヴェルカ 44 0 9.3 .342 .316 .500 1.1 0.4 0.3 0.2 0.3 3.4
B2 2022-23 長崎ヴェルカ 57 16 14:32 .401 .311 .739 1.2 0.7 0.3 0.2 0.5 3.6
B1 2023-24 長崎ヴェルカ 11 0 01:37 .111 .143 .000 0.4 0 0.1 0 0.1 0.3

ポストシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
B1 2018-19 残留PO レバンガ北海道 3 0 08:04 .500 .333 .500 0.7 0.0 0.3 0.0 0.0 3.3
B1 2020-21 CS サンロッカーズ渋谷 1 0 06:43 .333 .333 .000 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.0
B2 2022-23 PO 長崎ヴェルカ 7 0 06:30 .125 .000 .000 0.3 0.0 0.0 0.1 0.1 0.3

アーリーカップ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
EC 2017 レバンガ北海道 2 2 18:19 .375 .000 1.000 1.0 0.5 1.5 0.0 2.5 7.0

経歴

日本代表歴

  • 2011年 - ウィリアム・ジョーンズカップ

脚注

  1. ^ a b 北海道ローカル 野口大介”. The Share. 2013年6月20日閲覧。
  2. ^ 平成23年度男子日本代表チーム 第33回ウィリアム・ジョーンズカップ参加』(プレスリリース)公益財団法人日本バスケットボール協会、2011年8月3日http://www.japanbasketball.jp/news_detail.php?news_id=3882 
  3. ^ レバンガ北海道 野口大介 選手 レンタル移籍制度によるつくばロボッツ加入のご報告 2015年2月12日
  4. ^ 野口大介選手 契約基本合意のお知らせ』(プレスリリース)長崎ヴェルカ、2021年6月23日https://www.velca.jp/2021-06-23/2021年12月16日閲覧 
  5. ^ 稲葉SCOとレバンガ北海道による「北海道スポーツコンベンション」を開催 北海道日本ハムファイターズ 2018年7月1日
  6. ^ チームワークの良さを感じるからこそ仲間の思いに応えたい 長崎ヴェルカ 野口大介”. balltrip MAGAZINE (2021年12月28日). 2021年12月28日閲覧。
  7. ^ 悪性リンパ腫と闘う佐藤さんレバンガ入団会見 (2016/04/20)北海道新聞”. 北海道新聞 動画ニュース. 2021年12月28日閲覧。
  8. ^ 余命わずかなファンと1日限りの選手契約。バスケ界のレジェンドが彼から教わったこと”. テレビドガッチ (2020年7月14日). 2021年12月28日閲覧。
  9. ^ May 2, 2016 - Nagoya Diamond Dolphins 71 at Levanga Hokkaido 60”. RealGM International Box Score. 2021年12月28日閲覧。

関連項目

外部リンク