遙かなるドナウ(はるかなるドナウ)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。花組公演。
併演作品は『エコーズ』。
解説
※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページを参照
19世紀末、ドナウ川に沿った王家を舞台に、王家の王女を恋した若者の悲恋を描いた作品。村の粉屋の息子に生まれながら学問に優れたハンスは、領主・リヒテンフェルス王家の家庭教師として迎えられることとなった。名ばかりの領主に落ちぶれていたリヒテンフェルス王家の当主・エリザベートは、娘のリーザ姫を大国の皇太子に嫁がせようとしていたが、リーザとハンスの間にいつしかほのかな愛が芽生えていく。
松あきらのトップスターお披露目公演。
公演期間と公演場所
- 1978年9月29日 - 11月7日(第一回・新人公演:10月13日、第二回・新人公演:10月27日) 宝塚大劇場
- 1979年1月1日 - 1月29日(第一回・新人公演:1月15日、第二回・新人公演:1月21日) 新宿コマ劇場
- 1979年2月8日 - 2月16日 中日劇場
主な配役(宝塚・東京)
宝塚大劇場公演のデータ
形式名は「ミュージカル・ロマンス」。副題は「モルナール・フェレンツ作「白鳥」より」。12場。
スタッフ
脚注
参考文献