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遊佐町(ゆざまち)は、山形県の最北部に位置し、日本海に面する人口約1万2千人の町。飽海郡に属する唯一の自治体である。
庄内平野の北端に位置し、山形県の最北端に位置する自治体でもある。北には東北地方第二の標高を誇る鳥海山が聳え、中央部には肥沃な庄内平野が広がり、町全体をなだらかに横切るようにして月光川が流れる。町南部の海岸線には砂浜が広がり、夏には釜磯海水浴場、西浜海水浴場などで海水浴を楽しめる。北部海岸線は鳥海山から流れ込んだ溶岩による岩礁が広がっており、良い漁場となっている。
遊佐の地名が歴史に登場するのは延長5年(927年)の『延喜式』二十八、兵部省、諸国駅馬の項にある出羽国駅馬「遊佐 十疋」という記述である[1]。また、承平7年(937年)の『和名類聚抄』にも「遊佐郷」とあり、千年以上前から文字も音もそのまま伝えられている珍しい例とされる[1]。
久安4年(1148年)には関白の藤原忠実が子の頼長に「遊佐荘」などを譲った記録があり、藤原摂関家の北限の荘園が立荘されていた[1]。その後、藤原基衡の荘園となった後、遊佐氏の荘園となり郡名に「遊佐郡」が用いられるようになった[1]。
戦国期になると砂越氏、板垣氏(石垣氏)、次いで大宝寺氏、上杉氏、最上氏がこの地を治めた。
江戸時代には庄内藩が置かれた。そして元和8年(1622年)に酒井忠勝が入部し、田川、櫛引、遊佐の三郡を統治した[1]。
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