西郷寺(さいごうじ)は、広島県尾道市東久保町にある仏教寺院。時宗。
概略と沿革
正慶年間(1332年 – 1333年)、遊行6代他阿一鎮により建立されたと伝わる。当時は「西江寺」と表記されていた[1]。また文和2年(1353年)開山ともいう[2]。
本堂は文和2年、山門は貞治年間(1362年 – 1368年)の建立で、現存する時宗最古建築物である。本堂内に「泣き龍天井」があり、手を打つと天井から音が返ってくる。竜にまつわる伝承が残されている[3]。
文化財
重要文化財(国指定)
- 本堂(1961年6月7日指定、室町時代建造)[4]
- 山門(1961年6月7日指定、室町時代建造)[5]
旧末寺
交通アクセス
西日本旅客鉄道山陽本線尾道駅よりおのみちバスで約8分、防地口バス停留所で下車徒歩約5分。
脚注
関連項目
外部リンク