虚川郡(ホチョンぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国咸鏡南道東北部に位置する郡。
地理
内陸部に位置し、郡域の大部分は山地である。
隣接行政区
行政区画
1邑・5労働者区・17里を管轄する。
- 虚川邑(ホチョヌプ)
- 龍源労働者区(リョンウォンノドンジャグ)
- 万徳労働者区(マドンノドンジャグ)
- 上農労働者区(サンノンノドンジャグ)
- 上山労働者区(サンサンノドンジャグ)
- 新洪労働者区(シノンノドンジャグ)
- 金倉里(クムチャンニ)
- 寺塔里(サタムニ)
- 上南里(サンナムニ)
- 守義里(スイリ)
- 瑟岩里(スラムニ)
- 新坪里(シンピョンニ)
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- 陽陰坪里(ヤンウンピョンニ)
- 瓦浦里(ワポリ)
- 雲承里(ウンスンニ)
- 殷興里(ウヌンニ)
- 長坪里(チャンピョンニ)
- 中坪里(チュンピョンニ)
- 通興里(トンフンニ)
- 下農里(ハノンニ)
- 樺庄里(ファジャンニ)
- 黄谷里(ファンゴンニ)
- 黄明里(ファンミョンニ)
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歴史
虚川郡は、1952年12月の北朝鮮の行政区画再編によって新設された郡である。当時の咸鏡南道端川郡水下面と豊山郡川南面が併合され、虚川郡(1邑23里)が新設された。
年表
この節の出典[1]
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、咸鏡南道端川郡水下面、豊山郡天南面をもって、虚川郡を設置。虚川郡に以下の邑・里が成立。(1邑23里)
- 虚川邑・中坪里・龍源里・殷興里・万徳里・下農里・守義里・黄谷里・雲承里・上農里・金倉里・通興里・長坪里・瓦浦里・新洪里・洪君里・上南里・新坪里・陽陰坪里・寺塔里・樺庄里・上山里・瑟岩里・黄明里
- 1953年初 - 黄明里の一部が上南里に編入。(1邑23里)
- 1953年12月 (1邑23里)
- 中坪里の一部が龍源里に編入。
- 上南里の一部が瑟岩里に編入。
- 1957年4月 - 万徳里が万徳労働者区に昇格。(1邑1労働者区22里)
- 1961年3月 (1邑3労働者区20里)
- 上農里が上農労働者区に昇格。
- 上山里が上山労働者区に昇格。
- 1963年11月 - 龍源里が龍源労働者区に昇格。(1邑4労働者区19里)
- 1983年9月 - 上山労働者区の一部が両江道甲山郡銅店労働者区に編入。(1邑4労働者区19里)
- 1988年10月 - 新洪里・洪君里が合併し、新洪労働者区が発足。(1邑5労働者区17里)
産業
鉱業・林業が盛んである。また、虚川江水力発電所がある。
交通
鉄道
脚注
外部リンク