藤 真秀(ふじ しんしゅう、1965年8月1日[2][4] - )は、日本の俳優、声優。三木プロダクション所属[2]。以前はオフィス・オヒョイに所属していた[5]。東京都出身[2][4]。
経歴
モデルとして活動をはじめ、渡瀬恒彦の付き人を務めた後、役者デビューした[3][4]。その後は僧侶の勉強のため、役者業から離れていた時期があったが、一人芝居での活動をしていた[2]。2007年ごろから声優としての活動を始める[3]。
2009年には、「日曜洋画劇場」で放送される『007 カジノ・ロワイヤル』の吹替オーディションに参加し、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドの吹替に抜擢される[6]。以後、クレイグを専属(フィックス)で吹き替えており[7][8]、2022年に『ナイブズ・アウト: グラス・オニオン』で担当した際には「ダニエル・クレイグ声優」「誰よりも彼(クレイグ)の演技を知る藤」と評されるほどに定着している[9][10]。
2023年、「PLUTO」のゲジヒト役でアニメ初主役[11]。
人物
藤はクレイグの魅力について「ひとつひとつ表情や仕草は抑えた演技なのに、感情をしっかり伝えることができること。見つめられると、どんな女性も落ちそうなブルーの瞳も魅力的です」と語っている[12]。また初担当となった前述の『007 カジノ・ロワイヤル』(テレビ朝日版)の演出を手がけた鍛治谷功は「オーディションに来ていただいた中で最も経験の少ない藤さんの、多少荒削りで予測のつかない部分が、却って新生ボンドのイメージにマッチしている」と考えたことが抜擢の決め手になったと述べており、藤自身についても「艶のある美声は天賦のもので、まさしくジェームズ・ボンドを演じるために生まれてきた方だと思います」と評している[13]ほか、『007/慰めの報酬』(BSテレ東版)のプロデューサーを務めた久保一郎は吹替版の製作時に「ダニエル・クレイグのボンドは藤真秀さんがベストだと確信した」と語っている[14]。
趣味は野球[2]。
出演
太字はメインキャラクター。
テレビドラマ
特撮
映画
舞台
- カッコーの巣の上を
- 天国から来たチャンピオン
- 同期の桜
- ハムレット
- るつぼ
- 大江戸ロケット(2001年) - 傘貼の藤
- 愛と不安の夏(2007年)
テレビアニメ
- 2007年
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- 2009年
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- 2010年
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- 2011年
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- C(中年の男)
- べるぜバブ(東条が憧れた男 / 早乙女禅十郎)
- 2012年
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- 2024年
-
劇場アニメ
OVA
Webアニメ
ゲーム
- 2012年
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- 2013年
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- 2015年
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- 2022年
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- 2024年
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- 2025年
-
ドラマCD
吹き替え
担当俳優
- ジョン・トラボルタ
-
- ダニエル・クレイグ
-
映画(吹き替え)
ドラマ
アニメ
ラジオ
脚注
シリーズ一覧
- ^ 第3期『神々の逆鱗』(2020年)、第4期『憤怒の審判』(2021年)
出典
参考文献
外部リンク