藤波 清世(ふじなみ きよよ[2])は、室町時代の公卿。神祇大副、伊勢神宮祭主。
生涯
大中臣親世の子として生まれる。
明徳5年2月3日(1394年3月5日)、神宮祭主となる[3]。応永7年(1400年)、従三位に叙され、公卿に列した。この時までに神祇権大副となっている。北三品と称した[1]。
同15年に正大副となるが、翌年11月に逝去した。79歳。法号は正祐[1]。
官歴
系譜
脚注
注釈
- ^ 國學院大學伝統文化リサーチセンター資料館「おはらいの文化史」内、「42『中臣祓』(伊勢本)」では清世について貞和元年(1345年)生まれとなっている。[2]
出典
- ^ a b c d “藤波家”. 公卿類別譜. 2020年12月13日閲覧。
- ^ a b “42『中臣祓』(伊勢本)”. おはらいの文化史. 國學院大學. 2020年12月13日閲覧。
- ^ 神宮司庁 編『神宮要綱』神宮皇学館館友会、1929年。
参考文献