薗田 稔(そのだ みのる、1936年〈昭和11年〉4月27日 - )は、日本の神職、宗教学者。秩父神社元宮司。京都大学名誉教授。
宗教学や民俗学の視点を入れた神道研究、日本宗教史研究を行っている。
経歴
埼玉県秩父市出身。埼玉県立熊谷高等学校を経て、1960年東京大学文学部宗教学科卒業、1965年同大学院博士課程満期退学。1972年に國學院大學文学部講師、1974年に同助教授、1981年に同教授、1991年京都大学教養部教授、のち京都大学総合人間学部教授、2003年國學院大學神道文化学部特任教授、皇學館大学大学院特任教授を歴任。また、1989年からは秩父神社の宮司を務める。
2005年より神道国際学会会長、インターナショナル・シントウ・ファウンデーション会長を務める[* 1]。
2023年(令和5年)3月31日、34年務めた秩父神社宮司を依願退職した。
受賞歴
著書
単著
- 『祭りの現象学』(弘文堂、1990年、新版2014年)
- 『神道の世界』(弘文堂[神道ブックレット]、1997年)
- 『誰でもの神道 宗教の日本的可能性』(弘文堂、1998年)
- 『文化としての神道 続 誰でもの神道』(弘文堂、2005年)
編著
執筆
- 『身近な森の歩き方 - 鎮守の森探訪ガイド』(文英堂、2003年)
- 『全国一の宮めぐり (Gakken Mook) ビジュアル神社総覧』(学研、2004年‐2013年)
脚注
書籍出典
サイト出典
- ^ “ラーク便り”. 宗教情報リサーチセンター (2005年). 2017年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月13日閲覧。
参考文献
新聞
社報
- 『柞乃杜』創刊号、秩父神社社務所、1989年12月23日。
書籍