蓮馨寺(れんけいじ)は、埼玉県川越市連雀町[2]にある浄土宗の寺院である。山号は孤峰山。院号は宝池院。本尊は阿弥陀如来。小江戸川越七福神第5番札所であり福禄寿を祀る[3]。
歴史
河越夜戦後の天文18年(1549年)、武蔵国河越城主大道寺政繁が亡くなった母の蓮馨尼のために開基[4][5]。開山は大道寺政繁の甥にあたる感誉存貞上人[4]。存貞上人は増上寺第十世法主となった。また源誉存応上人(増上寺の十二世法主)など代々、高僧が住職となった。
江戸時代の1602年には浄土宗の関東十八檀林の1つとなり、葵の紋所が許された幕府公認の僧侶養成機関として多くの学僧を育てた。
存応上人の直弟子・呑龍上人を祭る呑龍堂があり、安産に霊験があるとされ、毎月八日は縁日となる。また呑龍堂の外には釈迦の高弟・おびんずる様が鎮座し、さわると病気が治るとされ人気がある。
アクセス
脚注
- ^ 武蔵国入間郡河越領河越城下(川越町)蓮馨寺門前町
- ^ “小江戸川越七福神めぐり”. 川越市. 2024年12月14日閲覧。
- ^ a b “蓮馨寺について”. 蓮馨寺. 2024年12月14日閲覧。
- ^ “七福神めぐりコース”. 川越市. 2024年12月14日閲覧。
- ^ 蓮馨寺 アクセスを参考に調整執筆
参考文献
関連項目
外部リンク