舟田 正之(ふなだ まさゆき、1947年2月6日 - )は、日本の法学者。専門は経済法。立教大学名誉教授。中国遼寧省大連市出身。
略歴
1969年東京大学法学部卒業。1969年同法学部助手。1972年立教大学法学部専任講師。1975年同法学部助教授。1982年同法学部教授。1987年法学部法学科長。2012年立教大学定年退職。同名誉教授。
この他に、日本エネルギー法研究所研究部長(1988-1996)・同理事(1999-2013)、郵政省電気通信審議会委員(1993-2001)、日本経済法学会理事長(2005-2011)、新司法試験考査委員などを務めた。現在も公正取引協会副会長(2008-)、電気通信普及財団理事(2012-)などを務める[1]。
研究
経済規制法が専門。特に、電気通信事業法・放送法・電気事業法・ガス事業法の研究など多岐に渡る。
主著
- 『独占禁止法』共著 有斐閣 1983
- 『通信新時代の法と経済』共編 有斐閣 1991
- 『情報通信と法制度』有斐閣 1995
- 『独占禁止法概説』共編 有斐閣 2000初版/2015第5版
- 『不公正な取引方法』有斐閣 2009
- 『放送制度と競争秩序』有斐閣 2011
- 『電力改革と独占禁止法・競争政策』有斐閣、2014
- 「取引開始時における優越的地位の濫用」立教法学98号、2018
脚注
- ^ 佐々木卓也「舟田正之教授退職記念」『立教法学 85号』立教法学会 2012.5 3頁以下。『経済法の現代的課題 舟田正之先生古稀祝賀』金井貴嗣ほか共編 有斐閣 2017.5 683頁以下。
外部リンク
- [1] - 立教大学研究者詳細
- [2] - researchmap
- [3] - 舟田の経済法ルーム