『結婚したい女』(けっこんしたいおんな)は、毎日放送の制作によりTBS系列で、1981年(昭和56年)2月18日から1981年3月25日まで放送されたテレビドラマ。放送時間は、毎週水曜日22:00 - 22:54。全6話。
概要・内容
熊本で温泉旅館の仲居をしていた春江は、お人好しでだまされやすい性格で、これまでに男性と付き合う度に相手を信じ、そして何度もだまされてきていた。ある時、中年男・千石英夫が春江の前に現れ、千石は友人のクレジットサービス社長・柳下良を名乗り、身の上話をしたうえで春江の同情をもらい、そして一夜を共にする。「結婚するまでは、もうだまされない。これが最後のチャンス」と思うあまり春江は、自分はだまされているとも知らず上京、離婚して独り身の柳下のもとに押し掛けた[1]。エリート実業家・柳下との愛の物語を、メルヘンチックにコメディ的な作風で描いた[2]。
キャスト
スタッフ
- プロデューサー:相澤英也、上条孝美
- 原作:北村篤子
- 脚本:北村篤子(全話担当)
- 演出:信濃正兄(全話担当)
- 制作:松竹、毎日放送
脚注
- ^ 参考:週刊TVガイド、毎日新聞・朝日新聞・読売新聞・北海道新聞・京都新聞 各縮刷版(それぞれ1981年2月〜1981年3月)
- ^ 『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE(学研パブリッシング)編集部編)