細媛命(くわしひめのみこと/ほそひめのみこと[1])は、孝霊天皇の皇后。孝元天皇の生母とされる。
概要
出自に関して、『日本書紀』本文では磯城県主の大目の娘とされ、『古事記』では十市県主の祖の大目の娘である細比売としている。
なお、『日本書紀』第1の一書で孝霊天皇の皇后は春日千乳早山香媛であり、第2の一書では十市県主等の祖である真舌媛としている。
系譜
関連史料
注釈
- ^ 読みの「くわしひめのみこと」「ほそひめのみこと」とも、『日本古代氏族人名辞典 普及版』(吉川弘文館、2010年)細媛命項による。
関連項目