糞禮記 (朝: 분례기)は、韓国の小説家・方榮雄が1967年に発表した小説。
文学雑誌『創作と批評』に掲載された本作は、厠で生まれたことから「糞禮」と名付けられた女の一生を描いている。
本作はこれまでに何度か映像化されており、本項ではこれらの作品についても解説する。
映画
糞禮記 (朝: 분례기、英題:Bun-Rye's Story)はユ・ヒョンモク監督による映画作品で、1971年5月6日に公開された。
あらすじ
母親が厠で産み落としたことからブンレ(糞禮)と名付けられた女は、貧困の中で育った。
ブンレは、既婚者のヨンパルに乱暴され、捨て鉢でヨンチョルの内妻となる。
ところが、ヨンチョルは賭博好きで家庭に関心がなく、しかも性的に不能だった。
ブンレは夫に尽くす一方、コン・ジョウシ(Kong Jo-shi)はブンレのことをあきらめきれずにいた。ある日、文無しとなったヨンチョルはブンレにつらく当たり、家から追い出す。
それを知ったジョウシがヨンチョルを殺した結果、ブンレは精神的に追い詰められて気が狂ってしまった。
キャスト
配給
1971年5月6日、本作は韓国の國都劇場にて18禁映画として公開された。観客動員数は 96,281人を記録した[1]
受賞歴
フィルム紛失から再発見、そして再公開まで
本作のフィルムは所在不明とされてきたが、外国語版のプリントが韓国国外で見つかり、韓国映画振興委員会がそのプリントを修復し、2009年5月18日にソウル北部にある映画館で公開された[4]。
テレビドラマ
本作のテレビドラマ版は、プルレギ(분례기)というタイトルで、1992年1月20日から 3月10日にかけて韓国の放送局・SBSの月火ドラマ枠で放送された。
キャスト
関連項目
脚注
外部リンク
月火ドラマ |
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1990年代 |
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1992年 |
(20時枠) 糞禮記 - 小さな町 - 解氷期の朝 - バラ園 - 水上を歩く女 - 焚き火に捧ぐ - 再会 / (22時枠) マリーゴールド - 悲恋抄 - 館村の記
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1993年 |
(20時枠) 私たちの熱い歌 - 世界は私に - 愛と友情 - テーマシリーズ - 遥かに遠いソンバガン / (22時枠) お宅のご主人はどうですか - 結婚
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1994年 |
(20時枠) 三人の男三人の女 - 英雄日記 - 今まで何をしていたのか / (22時枠) トッケビが行く - 別れ
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