篠原 千絵(しのはら ちえ、2月15日 - )は、日本の少女漫画家。神奈川県出身
[1]。女性。血液型はO型[1]。文星芸術大学非常勤講師[2]。2021年12月時点で著作の累計部数が5500万部を超えている[3]。
来歴
1981年、『コロネット』掲載の「赤い伝説」でデビュー[4]。別の漫画家が締め切りに遅れたことによる代理原稿だった。この際、本名と同姓の漫画家がいたために編集者から指示されてペンネームを「篠原千絵」とした[5]。以後、主に小学館系の少女漫画雑誌にて執筆。小説家としての活動もあり、カバーとイラストも自分で手掛けている。
ホラー・ミステリーや歴史伝奇分野の作品が多い。1984年に連載を開始した『闇のパープル・アイ』は、1996年にドラマ化されている[4]。
2008年、『プチコミック』4月号より『刻だまりの姫』の連載を開始するが、4月号、6月号 - 9月号の5回連載で休載。その後、2009年6月号〜10月号にて連載を一時的に再開している。
2009年、『ChuChu』3・4月合併号から5月号にて『セルゲイ王国の影使い』を前後編で掲載。
2010年、『姉系プチコミック』創刊号より『夢の雫、黄金の鳥籠』を連載開始[4]。
2021年、画業40周年を迎えた記念の企画を『プチコミック』などで展開[3]。
人物
- 代表作は『闇のパープルアイ』、『海の闇、月の影』、『天は赤い河のほとり』、『夢の雫、黄金の鳥籠』など多数。連載する度にコンスタントにヒット作を出し続けている作家であり、長期連載作品が多い。また実写映画化、テレビドラマ化、アニメビデオ化、宝塚舞台化などメディア化も多数である。
- 原作者本人が、これまでの作品一番上手く描けたと思っている作品は『海の闇、月の影』。「今描くならもっとページ数が増えてる。」「この頃は本当にネームを描くのが楽しかったですし、描くスピードも速かった。」と語っている。
- 少女コミックで『海の闇、月の影』を連載していた当時、ちゃおで『陵子の心霊事件簿』を同時連載していた時期があり、ページ数が非常に多く多忙だった。しかし本人は、「大変だったけどコンスタントに締め切りも守っていたし、毎月旅行に行って遊んでもいた。漫画を描くのが楽しく、ノッてた時期」と振り返っている。
受賞歴
作品リスト
漫画
小説
原画集ほか
ファンブック
ドラマCD・LP・ビデオイラスト
- LPレコード 闇のパープル・アイPart1・2
- ベータ版ビデオ 闇のパープル・アイ
- MUSICビデオ 闇のパープル・アイ
- Purple Eyes In The Dark (CD) part1・2
- 海の闇 月の影オリジナルアルバム「海の闇、月の影 〜Last Message〜」
- 海の闇 月の影オリジナルアルバム「海の闇、月の影 〜memorial〜」
- 海の闇 月の影オリジナルアルバム The Darkness of the Sea The Shadow of The Moon
- 海の闇 月の影(LD)
- 海の闇 月の影(ビデオ全3巻)
- 蒼の封印のCDブック
- 天は赤い河のほとり サウンドシアター
- オリジナルアルバム「陵子の心霊事件簿」
考古学
脚注
関連項目
外部リンク
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