第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会(だい39かいぜんこくちいきサッカーリーグけっしょうたいかい)は、2015年11月6日から11月23日まで、大分県、愛媛県、島根県及び高知県で開催された全国地域サッカーリーグ決勝大会(現・全国地域サッカーチャンピオンズリーグ)である。
概要
2015年8月7日に全国社会人サッカー連盟から大会要項が発表された[1]。基本的な大会のレギュレーションは前年までと同じ。
会場
- 1次ラウンド
- 決勝ラウンド
出場チーム
- 2015年度各地域リーグ優勝チーム (9チーム)[2]
- 第51回全国社会人サッカー選手権大会出場チームより最大3チーム(ベスト4以上かつ地域リーグ優勝により出場権を得ていない上位3チーム)[3]
- 上記の条件で12チームに満たない場合は「2010年6月末の全国社会人サッカー連盟加盟登録チームの多い順番」で巡回し輪番により補充する(2015年度は東海→北海道→中国の順)。
試合方式
- 1次ラウンドは出場12チームを4チームずつ3グループに分け、1回戦総当たりリーグ戦を戦う。各グループ1位の3チームと、各グループ2位のうち成績最上位チームの計4チームが決勝ラウンドに進出する。決勝ラウンドも4チームが1回戦総当たりリーグ戦を戦う。
- 試合は90分(45分ハーフ)で、同点の場合は延長戦を行わず、PK戦により勝敗を決める。
- 1次ラウンド・決勝ラウンドとも、試合ごとに勝ち点(90分での勝利=3、PK戦勝利=2、PK戦敗戦=1、90分での敗戦=0)を与え、3試合での累計勝ち点により順位を決定する。同勝ち点の場合は得失点差→総得点数→当該チーム間の対戦成績(各グループ2位の最上位を決める場合には比較対象としない)→PK戦における得失点差(PK戦の回数が異なる場合は比較対象としない)→反則ポイントで優劣を定め、それでも差がつかない場合は抽選とする。
試合スケジュール
組み合わせ抽選会は10月24日に行われた[4][5]。抽選会の模様は、関西サッカーリーグの公式Ustreamチャンネル・KSLTVで生中継された[6]。
1次ラウンド
Aグループ
番
|
チーム
|
点
|
試
|
勝
|
P勝
|
P敗
|
敗
|
得
|
失
|
差
|
A3
|
ブリオベッカ浦安
|
9 |
3 |
3 |
0 |
0 |
0 |
10 |
1 |
+9
|
A1
|
新日鐵住金大分
|
5 |
3 |
1 |
1 |
0 |
1 |
4 |
4 |
0
|
A2
|
バンディオンセ加古川
|
4 |
3 |
1 |
0 |
1 |
1 |
5 |
2 |
+3
|
A4
|
札幌蹴球団
|
0 |
3 |
0 |
0 |
0 |
3 |
2 |
14 |
-12
|
ブリオベッカ浦安 v 札幌蹴球団
中津総合運動場サッカー場観客数: 65人 主審: 李尚起
|
新日鐵住金大分 v ブリオベッカ浦安
中津総合運動場サッカー場観客数: 130人 主審: 竹長泰彦
|
バンディオンセ加古川 v 札幌蹴球団
バンディオンセ加古川
|
4 - 0
|
札幌蹴球団
|
鈴木玲央 26分 日向翼 45+3分 辻村剛史 74分 新保聰太朗 87分
|
公式記録 (PDF)
|
|
中津総合運動場サッカー場観客数: 75人 主審: 池田一洋
|
新日鐵住金大分 v 札幌蹴球団
新日鐵住金大分
|
4 - 2
|
札幌蹴球団
|
横山卓郎 22分, 33分, 69分 徳永拓也 49分
|
公式記録 (PDF)
|
川那部亮太 23分, 90分
|
中津総合運動場サッカー場観客数: 125人 主審: 内田康博
|
バンディオンセ加古川 v ブリオベッカ浦安
中津総合運動場サッカー場観客数: 100人 主審: 李尚起
|
Bグループ
番
|
チーム
|
点
|
試
|
勝
|
P勝
|
P敗
|
敗
|
得
|
失
|
差
|
B1
|
ラインメール青森
|
6 |
3 |
1 |
1 |
1 |
0 |
8 |
4 |
+4
|
B3
|
FC刈谷
|
6 |
3 |
2 |
0 |
0 |
1 |
4 |
6 |
-2
|
B2
|
松江シティFC
|
5 |
3 |
1 |
1 |
0 |
1 |
4 |
3 |
+1
|
B4
|
FCガンジュ岩手
|
1 |
3 |
0 |
0 |
1 |
2 |
2 |
5 |
-3
|
ラインメール青森 v 松江シティFC
島根県立浜山公園陸上競技場観客数: 167人 主審: 高寺恒如
|
FC刈谷 v FCガンジュ岩手
島根県立浜山公園陸上競技場観客数: 75人 主審: 上原直人
|
ラインメール青森 v FC刈谷
島根県立浜山公園陸上競技場観客数: 174人 主審: 西水流優一
|
松江シティFC v FCガンジュ岩手
島根県立浜山公園陸上競技場観客数: 509人 主審: 国吉真樹
|
ラインメール青森 v FCガンジュ岩手
島根県立浜山公園陸上競技場観客数: 150人 主審: 高寺恒如
|
松江シティFC v FC刈谷
島根県立浜山公園陸上競技場観客数: 396人 主審: 上原直人
|
Cグループ
番
|
チーム
|
点
|
試
|
勝
|
P勝
|
P敗
|
敗
|
得
|
失
|
差
|
C1
|
サウルコス福井
|
7 |
3 |
2 |
0 |
1 |
0 |
7 |
2 |
+5
|
C4
|
FC今治
|
5 |
3 |
1 |
1 |
0 |
1 |
4 |
4 |
0
|
C3
|
阪南大クラブ
|
3 |
3 |
1 |
0 |
0 |
2 |
3 |
5 |
-2
|
C2
|
アルテリーヴォ和歌山
|
3 |
3 |
1 |
0 |
0 |
2 |
2 |
5 |
-3
|
サウルコス福井 v アルテリーヴォ和歌山
愛媛県総合運動公園球技場観客数: 250人 主審: 加藤正和
|
阪南大クラブ v FC今治
愛媛県総合運動公園球技場観客数: 623人 主審: 船橋昭次
|
サウルコス福井 v 阪南大クラブ
愛媛県総合運動公園球技場観客数: 331人 主審: 大矢充
|
アルテリーヴォ和歌山 v FC今治
アルテリーヴォ和歌山
|
2 - 1
|
FC今治
|
宮本宗弥 1分 芝﨑純平 20分
|
公式記録 (PDF)
|
片岡爽 68分
|
愛媛県総合運動公園球技場観客数: 1,088人 主審: 笠原寛貴
|
サウルコス福井 v FC今治
愛媛県総合運動公園球技場観客数: 827人 主審: 笠原寛貴
|
アルテリーヴォ和歌山 v 阪南大クラブ
愛媛県総合運動公園球技場観客数: 168人 主審: 加藤正和
|
各グループ2位
組
|
チーム
|
点
|
試
|
勝
|
P勝
|
P敗
|
敗
|
得
|
失
|
差
|
B
|
FC刈谷
|
6 |
3 |
2 |
0 |
0 |
1 |
4 |
6 |
-2
|
A
|
新日鐵住金大分
|
5 |
3 |
1 |
1 |
0 |
1 |
4 |
4 |
0
|
C
|
FC今治
|
5 |
3 |
1 |
1 |
0 |
1 |
4 |
4 |
0
|
- 新日鐵住金大分とFC今治はPK戦の得失点差により新日鐵住金大分が上位(新日鐵住金大分:+2、FC今治:+1)
決勝ラウンド
番
|
位
|
チーム
|
点
|
試
|
勝
|
P勝
|
P敗
|
敗
|
得
|
失
|
差
|
F4
|
B1位
|
ラインメール青森
|
9 |
3 |
3 |
0 |
0 |
0 |
5 |
1 |
+4
|
F1
|
A1位
|
ブリオベッカ浦安
|
6 |
3 |
2 |
0 |
0 |
1 |
6 |
2 |
+4
|
F2
|
C1位
|
サウルコス福井
|
3 |
3 |
1 |
0 |
0 |
2 |
1 |
3 |
-2
|
F3
|
WC
|
FC刈谷
|
0 |
3 |
0 |
0 |
0 |
3 |
2 |
8 |
-6
|
ブリオベッカ浦安 v サウルコス福井
高知県立春野総合運動公園陸上競技場観客数: 150人 主審: 須谷雄三
|
FC刈谷 v ラインメール青森
高知県立春野総合運動公園陸上競技場観客数: 200人 主審: 田中玲匡
|
ブリオベッカ浦安 v FC刈谷
高知県立春野総合運動公園陸上競技場観客数: 250人 主審: 大原謙哉
|
サウルコス福井 v ラインメール青森
高知県立春野総合運動公園陸上競技場観客数: 300人 主審: 松澤慶和
|
ブリオベッカ浦安 v ラインメール青森
高知県立春野総合運動公園陸上競技場観客数: 100人 主審: 松澤慶和
|
サウルコス福井 v FC刈谷
高知県立春野総合運動公園陸上競技場観客数: 100人 主審: 須谷雄三
|
最終結果
- 優勝:ラインメール青森 - 日本フットボールリーグ (JFL) 昇格[7](12月9日のJFL理事会で正式決定[8])
- 2位:ブリオベッカ浦安 - JFL昇格[7](12月9日のJFL理事会で正式決定[8])
- 3位:サウルコス福井 - 地域リーグ(北信越リーグ)残留
- 4位:FC刈谷 - 地域リーグ(東海リーグ)残留
出典
外部リンク
|
---|
|
ナショナルチーム |
|
---|
国内リーグ |
|
---|
国内カップ |
|
---|
大学・育成年代 |
|
---|
国際大会 |
|
---|