第29回全日本大学女子サッカー選手権大会は、2020年12月24日から2021年1月6日にかけて兵庫県と東京都で開催された、全日本大学女子サッカー選手権大会である。別称は、インターカレッジ女子サッカー(略称・通称:インカレ女子サッカー)。
概要
日程は6年連続の年またぎ開催。大会のコンセプトは、「目の前の相手を、今までの自分を、この状況を、突破しろ。」という応援メッセージを込めた『突破しろ』。
新型コロナウイルス感染症対策のため、兵庫ラウンド(1回戦 - 準々決勝)を無観客で開催、東京ラウンド(準決勝・決勝)は、人数を限定した上でチーム関係者と保護者のみ観戦可能となった。また、北海道代表の札幌大学が、チーム事情[1]により出場を辞退。代替チームの出場は無い事とし、1回戦の対戦相手である静岡産業大学は不戦勝となった。
大会出場において、皆勤賞を続けていた大阪体育大学は、関西予選を兼ねた関西学生女子サッカー1部秋季リーグにおいて5位となり、記録が途絶えている。これにより今大会時点で皆勤賞が継続しているのは、日本体育大学のみとなった。
大会運営団体
大会要項・競技方法
基本的に大会実施年度のJFAサッカー競技規則に従う。参加チームによるノックアウト方式で、3年連続で3位決定戦を行わない。その他の事項については女子大会部会において協議の上決定する。
主な大会独自規定
- 単一大学の選手が11名に満たない場合、条件を満たせば合同チームでの参加が可能。
- 交代は、登録した9名以内の交代要員の中から5名まで。
- 1回戦 - 準々決勝
時間内で勝敗が決しない場合はPK戦を行う。
- 準決勝以降
時間内で勝敗が決しない場合は延長戦20分(10分ハーフ)を行う。延長戦でも勝敗が決しない場合はPK戦を行う。
イベント
SNS企画として、noteで出場選手や大学サッカー経験者自ら記事を作成・投稿した。また、XFオンラインストアにて出場選手がデザイン作成に携わった記念タオル[4]を販売している。
YouTubeのJUWFAチャンネル[5]では、出場チーム主将によるリモート対談が行われた。
日程・会場
- 強豪地域の予選上位チームには2回戦から登場できるシード権が与えられる。昨年失った東海のシード権が復活。
出場チーム
関東地域のチームが6連覇しているため、出場枠は昨年と同じ振り分けとなった。太字数字はシード、太字チームは優勝経験校。
トーナメント
兵庫ラウンド
斜体字はシードチーム(関東第1 - 5、東海第1、関西第1、中国第1の代表)。なお、1回戦での同地域同士の対戦が避けられている。
1回戦(M1,2)
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2回戦(12月26日)(M9,10)
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準々決勝(M17)
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早稲田大学
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0
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大東文化大学
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7
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|
大東文化大学
|
1
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北陸大学
|
0
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大東文化大学(p)
|
0(3)
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聖泉大学
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0(2)
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|
|
聖泉大学(p)
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0(4)
|
聖泉大学
|
3
|
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|
徳山大学
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0(1)
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|
四国大学
|
2
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1回戦(M3,4)
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2回戦(M11,12)
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準々決勝(M18)
|
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|
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|
山梨学院大学
|
0
|
|
札幌大学
|
Lose
|
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静岡産業大学
|
2
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静岡産業大学
|
DEF
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静岡産業大学(p)
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1(4)
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|
福岡大学
|
1(2)
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|
福岡大学(p)
|
2(4)
|
八戸学院大学
|
1
|
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武庫川女子大学
|
2(3)
|
|
福岡大学
|
6
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1回戦(M5,6)
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2回戦(M13,14)
|
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準々決勝(M19)
|
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|
|
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|
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|
|
東洋大学
|
4
|
|
明治国際医療[39]
|
6
|
|
|
明治国際医療大学
|
0
|
|
佐賀大学
|
0
|
|
|
|
東洋大学
|
0
|
|
|
帝京平成大学
|
1
|
|
|
|
吉備国際大学
|
0
|
徳島文理大学
|
1
|
|
|
帝京平成大学
|
1
|
|
吉備国際大学
|
4
|
|
1回戦(M7,8)
|
|
2回戦(M15,16)
|
|
準々決勝(M20)
|
|
|
|
|
|
|
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|
|
|
|
|
中京大学
|
0
|
|
姫路獨協大学
|
1
|
|
|
新潟医療福祉大学
|
3
|
|
新潟医療福祉大学
|
2
|
|
|
|
新潟医療福祉大学
|
1(1)
|
|
|
日本体育大学(p)
|
1(3)
|
|
|
|
日本体育大学
|
2
|
仙台大学
|
1
|
|
|
筑波大学
|
0
|
|
日本体育大学
|
3
|
|
準々決勝
大東文化大学 v 聖泉大学
みきぼうパークひょうご第1球技場主審: 國師えりな
|
静岡産業大学 v 福岡大学
みきぼうパークひょうご第1球技場主審: 荒木裕里香
|
東洋大学 v 帝京平成大学
東洋大学
|
0 - 1
|
帝京平成大学
|
|
公式記録 (PDF)
|
今田紗良 40分
|
新潟医療福祉大学 v 日本体育大学
みきぼうパークひょうご第2球技場主審: 松尾久美子
|
東京ラウンド
斜体字は兵庫ラウンドでのシードチーム。試合会場は、味の素フィールド西が丘。
|
準決勝
|
|
決勝
|
|
|
|
|
|
|
|
|
M21
|
|
|
|
|
大東文化大学
|
1
|
M23
|
|
静岡産業大学
|
2
|
|
静岡産業大学
|
0
|
|
M22
|
|
帝京平成大学
|
1
|
|
帝京平成大学
|
2
|
|
|
日本体育大学
|
0
|
|
|
準決勝
大東文化大学 v 静岡産業大学
大東文化大学
|
1 - 2
|
静岡産業大学
|
浅田真理奈 62分
|
公式記録 (PDF)
|
村上賀梨 8分 金丸翔子 64分
|
決勝戦
静岡産業大学 v 帝京平成大学
静岡産業大学
|
0 - 1
|
帝京平成大学
|
|
公式記録 (PDF)
|
今田紗良 72分
|
結果・表彰
フェアプレー賞は、準決勝進出チームの中から選ばれる。
順 |
チーム |
試 |
勝 |
敗 |
得 |
失 |
差 |
警 |
備考
|
1 |
帝京平成大学
|
4 |
4 |
0 |
5 |
0 |
+5 |
0 |
初、フェアプレー賞、MVP:今田紗良
|
2 |
静岡産業大学
|
5 |
1 |
5 |
3 |
+2 |
初
|
3 |
大東文化大学
|
4 |
3 |
9 |
2 |
+7
|
日本体育大学
|
6 |
4 |
+2 |
5年ぶり3回目
|
ゴールランキング
※上位を抜粋。
配信
全試合をYouTubeのJUWFAチャンネルにてlive配信。
出典・脚注
関連項目
- 代表関連
- 大会関連
外部リンク
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