笠原 邦彦(かさはら くにひこ、1941年[1] - )は、日本の折り紙作家。長野県岡谷市生まれ[2]。日本大学芸術学部放送学科卒[2]。
学生時代に「現代おりがみ」と禅僧で折り紙作家の内山興正に出会ったことが、折り紙にはまったきっかけとなる[2]。日本折紙協会の前身、日本折り紙作家協会(1969 - 1973)では、事務局長を務めていた[2]。1986年には国際交流基金によりブラジル、チリに講師として派遣された[2]。
紙を切らずに何度も折り返したりすることで非常に緻密な作品を生み出す。作品によっては完成までに数時間を要するものもある。代表作は「かに」「うし」などで、これまで数多くの作品を創作している。ユニット折り紙や、秘傳千羽鶴折形の研究でも知られる。
著書
以下の一覧は、全著作のうちのほんの一部である。英語の著書もある。
脚注
外部リンク