科学技術学園高等学校(かがくぎじゅつがくえんこうとうがっこう)は、東京都世田谷区成城に本校を置く私立高等学校。略称は、科技高(かぎこう)。
概要
1963年12月に日本科学技術振興財団が、学校法人科学技術学園を設立し、現在は男子普通科(昼間定時制課程)と通信制課程(男女共学校)を設置して学校法人科学技術学園が運営している。
設置学科
- 昼間定時制課程 :都立高校や他私立高校よりやや校則が厳しく、部活動は授業の一環として重視、原則全員参加を取り入れている。携帯電話、スマートフォンを含む全ての電子機器の校内での使用は、禁止となっている。アルバイトは、原則禁止となっている。
- 通信制:概ね技能連携生と個別生の2種類に分類される。近年は技能連携生に関する行事が減少している。
沿革
- 1960年(昭和35年) - 財団法人日本科学技術振興財団が科学技術庁より設立を許可される。
- 1963年(昭和38年)12月 - 財団法人日本科学技術振興財団のもとで学校法人科学技術学園の設立が認可される[補足 1]。
- 1964年(昭和39年)4月 - 科学技術学園工業高等学校(機械科・電気科の通信制高校)が開校する[補足 2]。
- 1965年(昭和40年)4月 - 大阪分室が開設される。
- 1970年(昭和45年)3月 - 名古屋分室が開設される。
- 1975年(昭和50年)4月 - 通信制普通科が設置される。
- 1977年(昭和52年)4月 - 高等学校名を科学技術学園高等学校と変更する。
- 1978年(昭和53年)4月 - 昼間定時制課程(普通科)が開校する(男子のみ)。
- 1988年(昭和63年)12月 - 高等学校の修業年限を通信制課程3年以上に変更。
- 2004年(平成16年)4月 - eラーニングコース(通信制課程)開設。
- 2006年(平成18年)3月 - 武蔵国際総合学園との技能連携終了。
- 2010年(平成22年)3月 - 航空自衛隊航空教育隊生徒隊との技能提携を終了する。
- 2018年 (平成30年)4月 - 理数コース設置
- 2019年(令和元年)4月 - 情報クラス設置
- 2022年(令和4年)4月 - TBC学院国際自動車・ビューティ専門学校との技能連携終了。
学校概要
所在地
設備
- 校地面積6,753㎡
- 運動場面積1,700㎡
- 体育館(冷暖房完備)
- 図書室
- カウンセリング室
- 視聴覚室兼小体育館(柔道部や空手部の練習などが行われている)
- パソコン室2教室あり
- 各教室にエアコンと50インチテレビ
- LL教室
- 放送室
- 家庭科室
- 理科室
- グランド(ナイター照明あり)
- カフェテリア(軽食用の自動販売機が設置されている)
- 各教室にエアコン設置
交通機関
理事長
校長
部活動・クラブ
昼間定時制のみ[1]。
成績
ギャラリー
脚注
補足
- ^ 背景に当時の高度経済成長による中学生の集団就職において、企業が中学校卒業の従業員に就業させながら高等学校教育を行うという技能連携教育が求められたことがある。
- ^ 当時は企業連携校が多かったため、普通科の設置はなされなかった。同時に東京都千代田区の科学技術館が開館する。東京12チャンネル(現在のテレビ東京)も開局するが、当時は教育放送であり本校の授業としての放送だったため本校の教職員が番組制作を行った。また民間放送でありながら、CMを流さなかった。
- ^ 運動部は 東京都高等学校体育連盟(各競技専門部)に加盟している。
- ^ 「習い事クラブ」とは、部活動とは異なり、得意分野を専門の先生が個別に指導する少人数制の課外活動のことである。
出典
外部リンク