福岡市道大濠東油山線(ふくおかしどうおおほりひがしあぶらやません)は、福岡市中央区黒門附近を通る明治通りの唐人町西()交差点から南に向かって、同線と途中まで重複する福岡県道557号東油山唐人線と共に、同区大濠公園の西方を通り過ぎ、都市計画で「地域拠点」[注釈 2]に位置づけられる六本松を通り抜け、南方にほぼ一直線に進みながら、樋井川を超える直前で同市城南区に入り、同区堤一丁目で一度分岐した福岡県道557号東油山唐人線の下堤()交差点に至る全長4,713.51メートル[1]の市道(幹線一級市町村道)である。
概要
福岡市中央区の周辺部と城南区とを結ぶ主要な幹線道路として、西方に並走する福岡市道地行鳥飼七隈線(福岡市道路愛称:城南学園通り)などと共に交通ネットワークの一部を形成している[2]。この路線には2つの福岡市道路愛称がつけられた区間があり、大濠一丁目交差点から 草香江交差点までの区間は城南線の一部(途中)にあたり、六本松西交差点から下堤()交差点までの区間は油山観光道路の一部(北側の概ね半分)にあたる[3]。
なお、起点の唐人町西交差点から大濠一丁目交差点附近までの区間の地下には菰川の暗渠の部分が流れている。
接続する主な通り
接続する主な施設
脚注
注釈
- ^ 福岡市中央区:3,180.44メートル、同市城南区:1,533.07メートル、計:4,713.51メートル[1]
- ^ 六本松の周辺地区は、『福岡市都市計画マスタープラン(平成26年5月)』[2]が定める方針において、福岡市地下鉄七隈線の六本松駅()及び別府駅()を中心として交通結節点の機能などが充実する「地域拠点」に位置付けられ、さらに大濠東油山線の貫通する位置は特に利便施設が集まる「地下鉄七隈線駅周辺ゾーン」の中心部にあたる。
- ^ 所在地:片江一丁目5番1号[4][5]
出典