神田 紅(かんだ くれない、1952年4月20日 - )は日本の講談師、エッセイスト。福岡県福岡市生まれ。サイバー大学客員教授。本名∶戸井田 和子[1]。
経歴
福岡県立修猷館高校卒業[2]、早稲田大学商学部中退。
既婚。
大学在学中に文学座研究所にいた。
その後、プロダクションに所属。市原悦子の付き人を二年担当。当時の名前は中原鐘子。
女優を経て、1979年に、講談師二代目神田山陽に入門した。
1989年、真打に昇進。旧本牧亭での幕引き真打披露を行う。同年、落語芸術協会に入会。
2002年、弟子の陽司、紅葉を伴い紅一門を旗揚げする。
2010年4月、日本講談協会会長に就任。
2017年、芸歴40年を迎えた。「古典講談の復活、創作講談や国語講談を分かりやすく伝えていきたい」と語った。
芸歴
役職
芸風
「芝居講談」はじめ「立体講談」など新たな取り組みに挑戦している。
オリジナル講談に『芝居講談マダム貞奴』、『マリリン・モンロー』、『オードリー・ヘップバーン』などがある。
モットーは、「講談には、笑いをどこかにいれなさい」。
弟子
真打
二ツ目
前座
著書
テレビ出演
ラジオ出演
映画
- 女衒(1987年) - オツノ 役
- 時が乱吹く(1991年) - 語り
- 行楽猿(1993年) - ママ 役
脚注
- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.539
- ^ 東京修猷会 第630回二木会(2017年7月13日(木))
関連項目
外部リンク