日本講談協会(にほんこうだんきょうかい)は、東京都に本部を置く講談師が所属する団体。
沿革
1991年10月、2代目神田山陽が、講談協会の会長選挙の方法について異議を唱えたことにより、一部を除く弟子を引き連れ講談協会より独立し設立[1]。現在も山陽一門のみで構成されている。多くの協会員が提携団体の落語芸術協会にも加入(例外あり)しており、前座修業も落語芸術協会の定席寄席で行っている者も多い。
2021年1月、協会のホームページがリニューアルされる[2]。
役員
2022年現在[3]
歴代会長
出典:[3]
代数
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高座名
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任期
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備考
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1
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二代目神田山陽
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1991年 - 2000年
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死去により退任
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2
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三代目神田松鯉
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2000年 - 2005年
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3
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神田陽子
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2006年 - 2007年
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4
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神田紫
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2008年 - 2009年
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5
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神田紅
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2010年 - 2011年
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6
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神田紫
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2012年 - 2013年
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7
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神田陽子
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2014年 - 2015年
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8
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神田紅
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2016年 - 現職
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会員
※印は落語芸術協会にも加入している会員。神田茜のみ落語協会に加入している。
真打
二ツ目
前座
系図については講談師#現在活動している講談師を参照。
興行
前述の通り、落語芸術協会(神田茜のみ落語協会)に加入している講談師は、同協会の定席興行に定期的に顔付けされており、中には落語中心の演目ながら講談で主任(トリ)を務める講談師もいる(松鯉、陽子、紫、紅、伯山など)。それ以外の日本講談協会主催では以下の興行を、永谷商事所有の演芸場で定期的に行っている。
- お江戸上野広小路亭
- 日本講談協会定席 - 毎月2日間連続開催。開演前には「朝の前座勉強会」を行っている。
- 講談広小路亭 - 毎月1回開催。
- 明日葉会 - 毎月1回、二ツ目講談師(真紅・紅佳・紅純・桜子・松麻呂・陽乃丸・鯉花)による研鑽目的の興行。前座は出演しない。
- お江戸日本橋亭
- 若葉会 - 毎月1回、二ツ目・前座講談師によるによる研鑽目的の興行。
- 新宿永谷ホール
このほか、特別興行として毎年4月上旬の「日本講談協会祭」、毎年10月下旬の「山翁祭」(10月30日が命日の二代目神田山陽の周忌追善興行)を行っている。
出典
関連項目
- 落語芸術協会 - 提携関係にあり、当協会と二重加盟している会員も多い。
- 落語協会 - 神田茜のみ、芸協ではなく当協会にも加盟している。
外部リンク