神山 洋介 (かみやま ようすけ、1975年5月24日 - )は、日本の政治家。元衆議院議員(2期)。
来歴
神奈川県小田原市出身[2][3]。湯河原町育ち。こゆるぎ幼稚園(小田原市)を卒園したのちは、湯河原町立湯河原中学校を経て、神奈川県立平塚江南高等学校卒業[3]。
慶應義塾大学法学部政治学科(添谷芳秀ゼミ)を経て、1999年(平成11年)に第一生命保険に入社[3]。
2001年(平成13年)に学生時代に知り合った妻と結婚。2003年(平成15年)に長女、2007年(平成19年)には次女をもうける。
2003年(平成15年)に松下政経塾第24期生として入塾し、2006年(平成18年)に卒業した[3]。
2007年に次期衆院選の民主党公認候補に内定した。2009年(平成21年)の第45回衆議院議員総選挙に神奈川17区から立候補し、元衆議院議長・河野洋平の後継候補である牧島かれんを破り初当選した。
2012年(平成24年)の第46回衆議院議員総選挙では神奈川17区から立候補したが、前回下した牧島に敗れ、比例復活もならず落選した。
2014年(平成26年)の第47回衆議院議員総選挙では神奈川17区から立候補し、牧島に敗れたが比例復活で2年ぶりに国政に復帰。12票少なければ落選しており(惜敗率67.31%)[4]、1996年に比例代表制度が導入されて以来の新記録となった[5]。
2016年(平成28年)民進党の次の内閣でネクスト内閣府特命担当大臣(経済再生、公務員制度改革、国家基本戦略)に就任[6]。
2017年(平成29年)の第48回衆議院議員総選挙では希望の党公認、連合神奈川の推薦を得て立候補するも[7]、牧島に敗れる。惜敗率は71.286%と前回よりも上昇するが、希望の党が比例南関東ブロックで獲得した4議席の中に含まれなかったことから落選が確定した[8]。
2020年(令和2年)10月6日、旧立憲民主党と旧国民民主党の合流新党である「立憲民主党」は常任理事会を開き、神山を神奈川17区総支部長に選任した[9]。
2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙においても比例復活もならず落選。選挙後の11月5日、選挙報告会で支援者らに「政治の一線から身をひき、政治活動にピリオドを打つ」と政界からの引退を表明した[10]。
政策
人物
- 妻、娘2人の4人家族[13]。
- 趣味は二人の娘との釣り。
- 学生時代は慶應義塾大学教授で日本外交研究の権威、添谷芳秀に師事した[14]。
- 専門は、観光政策、地方分権、子育て支援、防災、外交・防衛政策、サイバー政策、インテリジェンス政策等。
- 一期目では、民主党政策調査会のインテリジェンス・NSC分科会の事務局長を務め、民主的統制と情報組織の効率化、サイバー対策に尽力した[15]。
- 在任中、「箱根・湯河原・熱海・あしがら観光圏(愛称:ぐるっと箱根観光圏)」の観光庁認定に尽力。箱根、湯河原、熱海、足柄、小田原において町・市・県の枠を超え、相乗効果を生みだしながら、産業としての観光を育て、ひいては日本の成長を支えようとする取り組み[16]。
脚注
外部リンク