真方 勲(まがた いさお、1899年(明治32年)8月18日 - 1972年(昭和47年)12月27日)は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。兵科は歩兵科。
経歴
1899年(明治32年)に宮崎県で生まれた。陸軍士官学校第32期、陸軍大学校第40期卒業。支那駐在を経て、1938年(昭和13年)12月に興亜院調査官に着任した。1940年(昭和15年)12月に興亜院政務部第2課長に転じ、1941年(昭和16年)3月に陸軍大佐に進級した。
1942年(昭和17年)11月に歩兵第45連隊長(第17軍・第6師団・第6歩兵団)に就任し、ブーゲンビル島に出征し、米軍と激戦を繰り広げた。1945年(昭和20年)4月27日に第17軍参謀長に就任し、6月10日に陸軍少将に進級。ブーゲンビル島で米軍に対し抵抗を続け、終戦を迎えた。
1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[3]。
脚注
- ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」84頁。
参考文献