『痛くない死に方』(いたくないしにかた)は、2021年2月20日に公開の日本映画[1][2]。長尾和宏の『痛くない死に方』『痛い在宅医』を原作とし、それぞれ監督は高橋伴明、主演は柄本佑が務める。
概要
在宅医療に従事する男性医師が、在宅医としてどうあるべきか模索する姿を描く。当初は2020年夏公開予定だったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて延期されていた[3][4]。
第23回上海国際映画祭正式招待作品(パノラマ部門)[5]。
キャスト
- 河田仁
- 演 - 柄本佑
- 在宅医療に従事する男性医師。
- 智美
- 演 - 坂井真紀[1][2]
- 肺がん患者の父親のために「痛くない在宅医」として河田を選んだが、結局苦しみ続けて死んでいくのを見て自らを責める。
- 中井春菜
- 演 - 余貴美子[1][2]
- 長野浩平とともに在宅医療を支える看護師。
- 本多しぐれ
- 演 - 大谷直子[1][2]
- 肺がん患者である本多彰の妻。
- 本多彰
- 演 - 宇崎竜童[1][2]
- 河田が新たに担当することになった末期の肺がん患者。性格はとても明るい。
- 長野浩平
- 演 - 奥田瑛二[1][2]
- 河田の先輩医師。「カルテではなく人を見ろ」がモットー。
- 大西信満
- 大西礼芳
- 井上敏夫
- 演 - 下元史朗[6]
- 智美の父。肺がん患者で、在宅医療で河田の治療を受けていたが、苦しみ続けたまま亡くなる。
スタッフ
- 原作・医療監修:長尾和宏『痛くない死に方』『痛い在宅医』(ブックマン社)
- 監督・脚本:高橋伴明
- 製作:長尾和宏、内槻朗、人見剛史、小林未生和、田中幹男
- プロデューサー:見留多佳城、神崎良、小林良二
- アソシエイトプロデューサー:鈴木祐介、角田陸
- 企画協力:小宮亜里
- 音楽:吉川忠英
- 撮影・照明:今井哲郎
- 美術:丸尾知行
- 録音:西條博介
- 編集:鈴木歓
- 助監督:毛利安孝
- 制作担当:植野亮
- 衣裳:青木茂
- ヘアーメイク:結城春香
- 医療協力:遠矢純一郎、井尾和雄
- 配給・宣伝:渋谷プロダクション
- 制作:G・カンパニー
- 製作:「痛くない死に方」製作委員会(長尾和宏、G・カンパニー、ライツキューブ、渋谷プロダクション、ブックマン社)
脚注
外部リンク