痛いほどきみが好きなのに

痛いほどきみが好きなのに
The Hottest State
監督 イーサン・ホーク
脚本 イーサン・ホーク
原作 イーサン・ホーク
『痛いほどきみが好きなのに』
製作 アレクシス・アレクザニアン
出演者 マーク・ウェバー
カタリーナ・サンディノ・モレノ
イーサン・ホーク
音楽 ジェシー・ハリス
主題歌 ファイスト 『SOMEWHERE DOWN THE ROAD』
JUJUSOMEWHERE DOWN THE ROAD』(日本語版)
撮影 クリス・ノアー
配給 アメリカ合衆国の旗シンクフィルム
日本の旗ショウゲート
公開 アメリカ合衆国の旗2007年3月23日
日本の旗2008年5月17日
上映時間 98分
製作国 アメリカ合衆国の旗
言語 英語
興行収入 $31,216[1]
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痛いほどきみが好きなのに』(The Hottest State)は、2007年アメリカ映画イーサン・ホークが監督・原作・脚本を行った。

製作

チェルシーホテル』に続き、イーサン・ホークの2作目の監督作品。

原作は1996年にホークが書き下ろした同名ノベルス『痛いほどきみが好きなのに』(ヴィレッジブックス)。 ビフォア・サンセットで脚本を手掛けたホークが、本作でも自身で脚本を行った。

音楽

音楽監督は、2002年にノラ・ジョーンズの「Don't Know Why」でグラミー賞を受賞したジェシー・ハリスが行っている。

ハリスとホークの呼び掛けで、ウィリー・ネルソン、ノラ・ジョーンズ、キャット・パワーブライト・アイズファイストザ・ブラック・キーズら豪華歌手が集い、ハリスの曲を歌った。

出品

第63回ヴェネチア国際映画祭 (2006年) オリゾンティ部門に出品された。

日本公開

日本ではショウゲート配給で2008年5月17日から新宿武蔵野館を皮切りに、札幌・仙台・大阪・名古屋・福岡などで全国順次公開された。24日公開のジュリー・デルピー監督の『パリ、恋人たちの2日間』との2作品合同キャンペーンも組まれた。

評価

Metacriticでは20件のレヴューで45点を獲得した[2]Rotten Tomatoesでは54件のレビューで31%を獲得した[3]。オープニングの興行成績は3館で8,545ドル[4]

ストーリー

若手俳優のウィリアム(マーク・ウェバー)は、ニューヨークのバーで歌手を目指すサラ(カタリーナ・サンディノ・モレノ)と出会う。偶然にも向かいのアパートに住んでいることが分かり、運命的な出会いを感じた2人は急速に距離を縮めていく。ある日、サラはウィリアムを連れて実家へ行き、母(ソニア・ブラガ)に彼を紹介する。たまたま聞こえた母娘の会話から、サラの過去の失恋を知ったウィリアムは、彼女を本気で愛するようになる。そして映画の撮影のため訪れたメキシコで、2人は結婚を誓い深く愛し合う。ところがニューヨークに戻ると、サラの態度に変化が生じる。そして彼女は歌手の夢を追うために、ウィリアムと距離を置きたいと打ち明ける。突然のことに動揺したウィリアムは、元恋人のサマンサ(ミシェル・ウィリアムズ)に会ってしまう。また、離婚してから一人身の母ジェシー(ローラ・リニー)にも会うが、母には新しい恋人がおり、さらにむなしさを募らせる。そしてウィリアムは、長年敬遠していた父ヴィンス(イーサン・ホーク)に会う。母との離婚以来確執のあった2人だが、久しぶりに再会し、親子の、そして男同士の会話をする。

キャスト

サウンドトラック

2007年8月7日にHickory Records英語版から発売された。
日本盤は2008年5月21日にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズから発売。

  1. ロサリオ・オルテガ (Rocha)スペイン語版: : Ya No Te Veria Mas (Never See Youのスペイン語版)
  2. ウィリー・ネルソン : : Always Seem To Get Things Wrong
  3. ファイスト : : Somewhere Down The Road
  4. ブライト・アイズ : : Big Old House
  5. エミルー・ハリス : : The Speed Of Sound
  6. ジェシー・ハリス : : It Will Stay With Us
  7. ブラック・キーズ : : If You Ever Slip
  8. M・ウォード : : Crooked Lines
  9. ノラ・ジョーンズ : : World Of Trouble
  10. ブラッド・メルドー : : Never See You (インストゥルメンタル)
  11. キャット・パワー : : It's Alright To Fail
  12. ジェシー・ハリス : : One Day The Dam Will Break
  13. トニー・シェアー : : You, The Queen
  14. Morning In A Strange City (インストゥルメンタル)
  15. ロサリオ・オルテガ (Rocha) : : No More
  16. ジェシー・ハリス : : Dear Dorothy
  17. ロサリオ・オルテガ (Rocha) : : Never See You
  18. There Are No Second Chances (インストゥルメンタル)
  19. JUJU : : Somewhere Down The Road (日本語版) ※
※ 日本盤のみのボーナストラック

脚注

  1. ^ The Hottest State(2007)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2014年12月31日閲覧。
  2. ^ The Hottest State Metacritic. 2015年1月20日閲覧。
  3. ^ The Hottest State Rotten Tomatoes 2015年1月20日閲覧。
  4. ^ The Hottest State (2007) boxofficemojo 2015年1月20日閲覧。

外部リンク