留萌テレビ中継局(るもいてれびちゅうけいきょく)は、北海道留萌市礼受町の千望台にあるテレビ中継局。ここでは、NHK旭川放送局FMラジオ中継局とFMもえる、留萌南町中継局、幌糠中継局についても記載する。
留萌テレビ中継局
地上デジタルテレビ放送
地上アナログテレビ放送
チャンネル |
放送局名 |
空中線 電力 |
ERP |
偏波面 |
放送対象地域 |
放送区域 内世帯数 |
開局日
|
2 |
NHK 旭川教育 |
映像100W/ 音声25W |
映像240W/ 音声60W |
水平偏波 |
全国 |
不明 |
1962年 12月25日[1]
|
4 |
NHK 旭川総合 |
映像230W/ 音声57W |
道北圏 (上川・留萌・ 宗谷・北空知)
|
6 |
STV 札幌テレビ放送 |
映像260W/ 音声66W |
北海道 |
1964年 10月1日[2]
|
10 |
HBC 北海道放送 |
映像230W/ 音声57W |
1963年 12月17日[2]
|
36 |
TVh テレビ北海道 |
映像2.2kW/ 音声550W |
1995年 11月1日[3]
|
38 |
HTB 北海道テレビ放送 |
1977年 9月1日[4]
|
40 |
UHB 北海道文化放送
|
FMラジオ放送
- AIR-G'、NORTH WAVEは当地に中継局を設置していない。
留萌南町中継局
地上アナログテレビジョン放送送信設備
チャンネル |
放送局名 |
空中線 電力 |
ERP |
放送対象地域 |
放送区域 内世帯数 |
開局日
|
50 |
NHK 旭川教育 |
映像100mW/ 音声25mW |
映像480mW/ 音声120mW |
全国 |
530世帯 |
不明
|
52 |
HTB 北海道テレビ放送 |
北海道
|
54 |
UHB 北海道文化放送
|
56 |
NHK 旭川総合 |
道北圏 (上川・留萌・ 宗谷・北空知)
|
58 |
HBC 北海道放送 |
北海道
|
60 |
STV 札幌テレビ放送
|
62 |
TVh テレビ北海道 |
1996年
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幌糠中継局
地上アナログテレビジョン放送送信設備
チャンネル |
放送局名 |
空中線 電力 |
ERP |
放送対象地域 |
放送区域 内世帯数 |
開局日
|
45 |
NHK 旭川教育 |
映像10W/ 音声2.5W |
映像110W/ 音声28W |
全国 |
不明 |
1967年 11月15日
|
48 |
NHK 旭川総合 |
道北圏 (上川・留萌・ 宗谷・北空知)
|
FMラジオ放送
周波数 (MHz) |
放送局名 |
空中線 電力 |
ERP |
放送対象地域 |
放送区域 内世帯数 |
開局日
|
76.9 |
エフエムもえる |
4W |
3W |
留萌市 |
約200世帯 |
2006年 10月30日
|
- NHK旭川FM放送の中継局は設置されていないが、留萌中継局または深川中継局からの電波が受信可能である。
その他
放送エリア
- 留萌テレビ中継局 - 留萌市中心部と沿岸部。増毛町全域。小平町一部地域。
- 留萌南町中継局 - 留萌市南町とその周辺。
- 幌糠中継局 - 留萌市幌糠地区。
- 原則として留萌南部(留萌市・増毛町・小平町)全域。
中継局施設について
- 留萌中継局 - アナログテレビ放送はNHK旭川放送局(FMも含む)・HBCは単独で、STV・HTB・UHB・TVhは共同使用。デジタルテレビ放送は既存のNHK旭川放送局の施設をそのまま使用して、全ての放送局が相乗りする形になった。FMもえるは単独使用である。
- 留萌南町中継局 - 共同使用。留萌市緑ヶ丘町にあるミニサテライト局で、留萌テレビ中継局の電波を受信して中継している。
- 幌糠中継局 - NHK旭川放送局、FMもえるとも単独。
地上デジタル放送
- 留萌テレビ中継局 - 全局とも2008年12月25日に開局した。
- 留萌南町中継局 - 非該当となっているため、2011年7月24日の停波をもって運用を終えた(留萌テレビ中継局でカバーできるため)。
- 幌糠中継局 - NHKのみ2010年に開局する予定だったが、当初から非該当の民放も含め、留萌テレビ中継局(または深川中継局)でカバーできることに加え、有線放送による共同受信でカバーされることから、置局不要となったため、2011年7月24日をもって廃止された。
受信元の中継局
- 留萌テレビ中継局 - NHKアナログ総合テレビは留萌幌糠中継局。その他のアナログテレビ各局とデジタルテレビ全局は深川中継局。
- 留萌南町中継局 - 留萌テレビ中継局。
- 幌糠中継局 - NHK総合テレビは旭川送信所。NHK教育テレビは深川中継局(アナログ放送。これは深川中継局の開局当初、アナログ総合テレビの管轄局が札幌放送局であったためである。教育テレビは元から旭川放送局の管轄である)。
他業種中継
北海道中央バス及び沿岸バス(羽幌町)の無線中継局も同一地域に設置されている。
反射板
中継局より北側約2キロの位置(陸上自衛隊マサリベツ演習場)内に反射板を設置し、大和田地区や藤山地区への放送を行っている。
脚注
- ^ 日本放送協会放送文化調査研究所放送情報調査部『NHK年鑑'75』日本放送出版協会、1975年、304頁。
- ^ a b 日本民間放送連盟『日本放送年鑑 昭和55年度』洋文社、1980年、493頁。
- ^ NHKアイテック/編集; 日本放送協会/監修; 日本民間放送連盟/監修『全国テレビジョン・FM・ラジオ放送局一覧 2004』NHKアイテック、2004年、56頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本放送年鑑 昭和55年度』洋文社、1980年、494頁。
座標: 北緯43度55分24.3秒 東経141度39分9.5秒 / 北緯43.923417度 東経141.652639度 / 43.923417; 141.652639