玉村 竹二(たまむら たけじ、1911年10月9日 - 2003年11月11日)は、禅宗の研究者、東京大学史料編纂所教授であった。
経歴
1911年、愛知県名古屋市で生まれた。東京府立第一中学校、府立高等学校を経て、東京帝国大学文学部国史学科に進学。1935年に卒業し、同年東京大学史料編纂所に入所。
1951年に里見弴が『道元禅師の話』(岩波書店)を執筆する際には、当時東慶寺住職であった井上禅定の紹介で助手を務めていた。1966年に東京大学史料編纂所教授に昇格。1969年、史料編纂所を辞した。2003年に死去。
受賞・栄典
著作
- 著書
- 『夢窓国師:中世禅林主流の系譜』平楽寺書店 1958
- 『日本禅宗史論集』(全3巻) 思文閣 1976
- 『五山詩僧』(日本の禅語録 8) 解説・訳注、講談社 1978
- 『五山禅僧伝記集成』講談社 1983
- 『五山禅林宗派図』思文閣出版 1985
- 『臨済宗史』春秋社 1991
- 『五山禅僧伝記集成』思文閣出版 2003
- 共著
- 編纂
論文
脚注