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玉川上水車両基地(たまがわじょうすいしゃりょうきち)は、東京都東大和市にある西武鉄道の車両基地。
概要
当時、西武新宿線系統の車両基地新設計画として、本車両基地とは別に安比奈車両基地の建設計画が並行して存在していた(後に計画中止)[注 1][1]が、本車両基地はそれとは別に新設されたものであった。新宿線系統では南入曽車両基地とともに車両配置のある車両基地となっている。
西武拝島線玉川上水駅に近接している。
上石神井車両基地[2]で実施していた月検査[3]と一部の列車検査(仕業検査)、修繕作業の移管を目的として設立された。
平日朝ラッシュ時、萩山駅で実施している拝島駅発着、西武遊園地駅(現:多摩湖駅)発着列車の併合・分割作業のため、本車両基地から係員を3名派遣していたが、2012年のダイヤ改正で廃止となった。
6000系の東京メトロ副都心線乗り入れ対応のための改造工事が、2006年から2010年までの間、全25編成中対象の23編成に対し本車両基地で行われ、該当車は全て小手指車両基地へ転属した。
その他各形式の列車無線工事や6000系、30000系のLCD交換などの改造工事も本車両基地で行われている。
- 敷地:41,114m2
- 電留線:128両収容
- 210mピット:3本
- 修繕線:1本
- 洗浄線
沿革
- 1990年(平成2年)9月 16日- 上石神井車両管理所(現・上石神井車両基地)の支所として開設[4][5]。
- 1997年(平成9年)3月 - 支所から本所(玉川上水車両管理所)となる。この際に、上石神井車両管理所が支所となる。
- 1999年(平成11年)3月 - 多摩川線北多磨車両基地(現・白糸台車両基地)が管理下になる。
- 2001年(平成13年)7月 - 組織改正により、新宿線車両所玉川上水車両基地となる。
所属車両
2024年4月1日現在、以下の車両が所属している[6]。
2020年現在、小手指車両基地所属の40000系2本と、当基地所属の20000系(10両)2本を互いに入れ替え(貸出し)て運用されている[要出典]。
脚注
注釈
- ^ 西武安比奈線も参照。
- ^ 直通非対応車のみ[要出典]
- ^ 2020/4/1時点では未改造のまま武蔵丘車両基地に留置されていた[要出典]。
- ^ 4両編成は新2000系のみ存在[要出典]
出典
- ^ 『西武鉄道のすべて』天夢人、2019年。
- ^ 『西武鉄道の世界』交通新聞社、2016年11月14日、116頁。
- ^ 『西武鉄道のしくみ』株式会社マイナビ出版、2016年8月10日、174頁。
- ^ 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線大手私鉄15 西武鉄道2(週刊朝日百科)』朝日新聞出版、2010年11月21日、18頁。
- ^ 『西武鉄道のすべて』天夢人、2019年10月1日、143頁。
- ^ 交友社『鉄道ファン』2020年8月号(通巻712号)付録「大手私鉄車両ファイル」
関連項目
座標: 北緯35度43分50.7秒 東経139度25分38.8秒 / 北緯35.730750度 東経139.427444度 / 35.730750; 139.427444