上石神井車両基地(かみしゃくじいしゃりょうきち)は、東京都練馬区にある西武鉄道の車両基地。
概要
新宿線上石神井駅に隣接している。線内でも列車密度の高い区間にあり、営業線対応や夜間休日の多摩湖線対応などを行っている。
現在では当車両基地に所属する車両は無く(新宿線の車両は南入曽車両基地などに所属)、近年では電留線として使用されている。
西武鉄道新宿線(井荻駅~西武柳沢駅間)連続立体交差化計画等の都市計画素案[1]において、当車両基地も高架化され、上下本線の間に5本、下り本線の南側に2本の計7本の車庫線が整備される計画素案が存在する。
歴史
- 1928年(昭和3年)1月 - (旧)西武鉄道の検修庫として収容両数44両で開設。
- 1969年(昭和44年) - 南入曽車両基地の支区となる。
- 1975年(昭和50年) - 検修棟の建て替えおよび電留線の拡張と共に、再び独立した車両基地となる。
- 1997年(平成9年) - 組織改正により玉川上水車両管理所(現・玉川上水車両基地)の管理下となる。
- 2001年(平成13年)7月 - 組織改正で新宿線車両所上石神井車両基地となる。
脚注
- ^ 「車両管理所の概要」 (1992) pp.51 - 55
- ^ 「車両所の概要」 (2002) pp.53 - 57
参考文献
- 『鉄道ピクトリアル』 鉄道図書刊行会
- 大久保洋一 「車両管理所の概要」 1992年5月(通巻560)号 pp.51 - 55
- 鳥居武徳 「車両所の概要」 2002年4月(通巻716)号 pp.53 - 57
関連項目
外部リンク