猫将軍もしくはNekoshowguN(ねこしょうぐん、1982年10月3日-)とは、日本のイラストレーター、キャラクターデザイナー。和歌山県出身[2]。代表作として、氷室京介のアルバムCD『WARRIORS』のジャケットや、ロリポップチェーンソーのメインキャラクター、武器のデザインなどがある[3]。
来歴
幼少期から絵を描くことを好み、ダリやエッシャーなどから影響を受けた。
高校を卒業した頃、自分の描いた絵をホームページに掲載し始めた。2004年、友人に勧められて大阪のFM局であるFM802の若手アーティスト発掘プロジェクトに応募し、オーディションを通過した。
2006年には大阪で個展を開いてからもサンフランシスコなど海外でも活動している。
また、2007年からニコニコ動画にlaich777というユーザー名で、二次創作作品やその過程を動画として投稿している[3]。
使用する画材はペインター、フォトショップなどのデジタルソフトから鉛筆やペン、マーカーを使用する[4]。
作風
展示会ではサインペンによる一発書きのライブペインティングを行うなどしている。
作品
ゲーム
2003年
2004年
- GUITARFREAKS 11thMIX & drummania 10thMIX passionクリップアート[6] サークルコースタークリップアート[7]
2005年
2006年
- GuitarFreaksV3 DrumManiaV3 Ru-Ru-Ru クリップアート[8]、螺子之人 クリップアート[9]
2007年
2008年
- GuitarFreaksV5 DrumManiaV5 Rock to Infinity Mannequin クリップアート
2009年
2011年
2014年
- ver.3.0 魔種:メデューサ、不死:黄泉神、シュトラ、
- Ark-cell (ver.3.1) 人獣:黒獅子、海種:トリシューラ、セドナ
- Twin Lance (ver.3.2) 魔種:ソドム、海種:ジライヤ、不死:ガルファス
- Chain×Gene (ver.3.3) 神族:スクナヒコナ、魔種:バフォメット、アレイスター
2015年
- Re:3 ver3.4 魔種:豆腐小僧、海種:チクタク、不死:火車
書籍挿絵
2006年
2007年
2008年
- 『pixivで学ぶイラストテクニック集』 Part 1 Making & Techniques メイキング#02
2012年
2013年
- マチゲリータ『キャンディアディクトフルコォス』 朝日新聞出版
2013年
- 『デジタル・イラスト MAKING BOOK プロが明かすイラスト制作テクニック!』MdN編集部編
2014年
- イラストのゲスト参加。
- マチゲリータ『キャンディアディクトフルコォス』 朝日新聞出版 朝日エアロ文庫版
- 山田正紀『クトゥルフ少女戦隊』シリーズ
2015年
- イラストを寄稿。
2016年
- 牧野修 『意志を継ぐ者』<新装版> 創土社[13]
雑誌
2006年
2007年
- 『MdN』ポストカード用イラスト
- 『barfout』表紙イラスト
- 『カジカジHQ』カットイラスト
2008年
- 『dpi』マガジン 6月号[14]
- 『MdN』 8月号 アーティストファイル
2009年
- 『MdN』7月号 あなたが知りたい技法を一挙掲載!見逃すな! イラスト描画テクニックのすべて
2010年
- 『MdN』 4月号 理想のガールズ・イラストを描く方法
- 『MdN』11月号 実力と個性をもーっと伸ばそう イラストを描く! その制作手法のすべて
2012年
- 『MdN』1月号 MdN ILLUSTRATORS BOOK
- 『MdN』4月号 how-to & study Photoshop Magic Factory 第19回 緻密な線画と絞り込んだ彩色で描き出す迫力あるワンシーン
2013年
2014年
CDジャケット
- CMのイラストも担当した。
PV
- PV中でメンバーを描いた。
壁画
2003年
2004年
舞台
2013年
その他
2002年
2004年
2005年
2006年
2008年
2009年
2011年
2012年
- 『FM802/digmeoutカレンダー2012』
- 11月のイラストを担当した[21]。
2014年
- LINEスタンプ 『トカゲのトゲオアガマ』
- 『digmeout 2015 カレンダー』12月[22]
- 『DAMMY/猫将軍×DAMMYコラボパーカー』[23]
2016年
展示会
合同展
2004年
2006年
- 『digmeout STRIKES BACK』 Compound Gallery[26]
2007年
2010年
- digmeout factoryの一員として出品した。
2011年
2012年
2013年
- デザイン創作は2013年9月から10月上旬、展示は2015年まで
- 『スーク夏フェス × ART「HELLO This is DMOARTS」』[36]
- スペシャルイベントとして、チアキコハラと共に「ネコチアキ」ライブドローイングが8月10日に開催された。
2014年
- 『digmeoutART&DINER 8th Anniversary Party!!!!!』[37]
- チアキコハラと共にネコチアキとして参加。
2015年
- 『お相撲展 大阪場所2015』digmeoutART&DINER 3月6日-3月23日[38]
- 『digmeout ART&DINER 9th Anniversary Party!!!!!』digmeoutART&DINER[39]9月27日 19:00-23:00
- ネコチアキとしてチアキコハラと合作。
2016年
個展
2006年
2008年
2009年
2011年
2012年
2013年
2015年
2022年
2024年
ライブドローイング
※展覧会で実施されたものは記載しない。
- 2015年
- 2016年
作品集
- 『猫将軍My First ART』[56]
- 『ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK 猫将軍』翔泳社(2014年)[57]。
- 『FEAST AND THE BEAST 猫将軍画集』玄光社(2021年)
出演
- ラジオでは景品としてサイン付きイラストカードが出された[58][59]。
- ゲストとしてライブドローイングを行った[60]。
脚注
注釈
- ^ なおこれが彼女のこの業界における最初の仕事であった[5]。
出典
- ^ 木村未来 (2012年6月22日). “平成の浮世絵「絵師」に熱狂せよ”. 読売新聞. 2013年7月11日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b Ashcraft, Brian (2012年10月1日). “The Sexy and Sadistic Nintendo Art of NekoshowguN” (英語). kotaku. 2016年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月16日閲覧。
- ^ 猫将軍 (2009年12月27日). “画材とか”. nekoblog. 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月11日閲覧。
- ^ a b 猫将軍 (2003年). “GUITARFREAKS 10thMIX drummania 9thMIX 『joker』”. コナミ. 2016年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月11日閲覧。
- ^ “Passion”. コナミ (2004年). 2016年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月24日閲覧。
- ^ “サークルコースター”. コナミ (2004年). 2016年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月24日閲覧。
- ^ コナミ, 2006.
- ^ necoxia works 2013年4月30日閲覧。
- ^ 4Gamer.net 2013年7月11日閲覧。
- ^ わしょ (2014年8月21日). “【書籍】悪ノP 新作ノベル 大罪シリーズ「悪ノ大罪 眠らせ姫からの贈り物」が発売!”. 初音ミク 公式ブログ. 2016年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月21日閲覧。
- ^ “「コブラ」大解剖したムックに荒木飛呂彦イラスト、虚淵玄インタビュー”. コミックナタリー (2015年3月11日). 2016年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月21日閲覧。
- ^ The Cthulhu Mythos Files. “呪禁官 意志を継ぐ者 新装版”. 創土社. 2016年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月15日閲覧。
- ^ 猫将軍 (2008年7月14日). “dpiマガジン載りました”. nekoblog. 2016年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月24日閲覧。
- ^ イラストノート No.30
- ^ nekoblog
- ^ nekoblog
- ^ nekoblog
- ^ nekoblog
- ^ nekoblog
- ^ FM802/digmeoutカレンダー2012販売
- ^ ハチコレ! > digmeout > 【予約】digmeout 2015カレンダー
- ^ DAMMY/猫将軍×DAMMYコラボパーカー
- ^ 読売新聞, 2016.
- ^ POWER GRAPHIXX
- ^ a b DMO ARTS 猫将軍個展/ Beasts
- ^ DIG ME OUT GROUP SHOW Nucleus Gallery
- ^ REDonePRESS
- ^ ‘Tokyo Love’ group show Strychnin Gallery
- ^ CINRA.net 五味岳久ら総勢23人のクリエイターが参加、相撲を愛する作家の『お相撲展・大阪場所』
- ^ ULTRA005 2013年7月11日閲覧。
- ^ THE BEST OF DMOARTS 2013年7月11日閲覧。
- ^ POP UP! DMOARTS 2013年7月11日閲覧。
- ^ digmeout ART&DINER News 2013.9.29 (sun) digmeoutART&DINER 7th Anniversary Party!
- ^ Red Bull Ignition 2013
- ^ [1]
- ^ 2014.9.28 sun digmeoutART&DINER 8th Anniversary Party!!!!!
- ^ digmeout ART&DINER, 2015.
- ^ digmeout ART&DINER, 2015.
- ^ unknownasia, 2015.
- ^ 銀座ヴァニラ画廊, 2016.
- ^ HATSUNE MIKU EXPO, 2016.
- ^ 関西ぴあ, 2016.
- ^ digmeout, 2016.
- ^ DMO ARTS, 2016.
- ^ JUMPEI KAWAMURA illustration
- ^ nekoblog
- ^ digmeout ART&DINER Blog
- ^ DMO ARTS EXHIBITION
- ^ DMO ARTS 2013年7月11日閲覧。
- ^ OTOnaART Tumblr 2013年7月11日閲覧。
- ^ DMO ARTS 猫将軍個展「Appetite for Madness」 2013年10月12日閲覧。
- ^ DMO ARTS, 2015.
- ^ DMO ARTS, 2015.
- ^ ロフト, 2015.
- ^ 猫将軍My First ARTシリーズ
- ^ よしだゆうや (2014年10月29日). “秋赤音と猫将軍の作品&技術を解説 豪華イラスト本2冊同時刊行”. KAI-YOU.net. 2016年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月24日閲覧。
- ^ 猫将軍 (2010年1月14日). “ラジオの粗品”. nekoblog. 2016年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月24日閲覧。
- ^ 猫将軍 (2010年3月31日). “webラジオプレセント用イラスト完成しました”. nekoblog. 2016年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月24日閲覧。
- ^ “猫将軍”. rotring (2014年9月19日). 2016年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月24日閲覧。
参考文献
ウェブページ
外部リンク