狩野 倫久(かのう みちひさ、1976年7月6日 - )は、大阪府枚方市出身の元プロサッカー選手、サッカー指導者。JFA 公認S級コーチ[1]。大阪府立枚方津田高等学校卒業[2]。
現役時代のポジションは、ボランチ、サイドバック。フットサル選手の狩野新は弟。
略歴
枚方FCユース時代はMF、チームのキャプテンとして活動した。卒業後はブラジルへ留学し、1996年7月SEパルメイラス[3]U-20に入団し、カンピオナート・パウリスタ(サンパウロ州選手権)U-20に出場した。1997年3月、SEパルメイラス・アスピランチに所属。その後、1998年3月オザスコFCとプロ契約を結び[3]、右サイドバックでカンピオナート・パウリスタに出場した。
帰国後は、1999年7月からJFL佐川急便大阪SCでプレーし、2002年に引退した[3]。2003年からは同チームの役員・実行委員、ヘッドコーチを務めた。
2007年に同チームのSAGAWA SHIGA FCへの集約に伴い、SAGAWA SHIGA FCのトップコーチに就任。2008年からはSAGAWA SHIGA FOOTBALL ACADEMY ディレクター兼ジュニアユース監督を務めた[4]。
2016年にS級コーチライセンス認定を日本サッカー協会(JFA)より受ける[4]。2015年からJFAナショナルトレセンコーチ関西女子担当として活動し、2016年にJFAエリートプログラム女子U-14コーチ、2017年にはJFAエリートプログラム女子U-13監督、2018年にはJFAエリートプログラム女子U-14監督、JFA U-16日本女子代表コーチをそれぞれ歴任。2017年よりJFAナショナルトレセンコーチ〈関西女子担当〉のチーフを務める。
2021年にはU-16日本女子代表監督[1]、2022年はU-17日本女子代表監督を歴任した[1]。
2023年1月19日、U-19日本女子代表監督に就任し、2024年開催予定のFIFA U-20女子ワールドカップを目指す[1]。また同年のアジア競技大会(中華人民共和国・杭州市)ではWEリーグ所属選手中心で編成された日本代表[注 1]の監督として指揮を執り[5]、男女を通じて初のアジア大会連覇を果たした[6]。
資格
脚注
注釈
出典
外部リンク