源光寺(げんこうじ)は、大阪府大阪市北区豊崎にある浄土宗の寺院。山号は清淨瑠璃山。本尊は阿弥陀如来。
歴史
入江長者が娘の病を治した行基に土地を寄進し、747年(天平19年)に聖武天皇の勅願寺として開山し平生寺と称した。1124年(天治元年)、良忍が中興し、融通念仏宗に改め、念仏宗一派の本山とした[1]。
1206年(建永元年)、勝尾寺から法然上人が四天王寺へ日想観を修するために赴く途中、行基ゆかりの寺の荒廃に「源をはづねてぞ知るこの寺の 光あまねき法のともしび」と詠み再興に尽力し、この歌から源光寺の名をとり、浄土宗に改めた[2]。
1733年(享保18年)、源光寺の末寺である玉圓庵(現:玉圓寺)が尼寺として境内に創建された[3]。
文化財
- 大阪府指定文化財
交通
脚注
参考文献
外部リンク