海軍元帥 (イギリス)

海軍元帥
海軍元帥の旗（ユニオンフラッグ）。
他の元帥の旗（2:3）と違い1:2である[1]。
Insignia shoulder board and sleeve lace for Admiral of the Fleet
国イギリスの旗 イギリス
軍隊 イギリス海軍
階級5つ星階級（英語版）
NATO階級OF-10（英語版）
制定1688年
階級グループ海軍将官（英語版）
下位階級海軍大将（英語版）
同等階級

イギリスの海軍元帥（かいぐんげんすい、Admiral of the Fleet）は、イギリス海軍における5つ星階級（英語版）の士官で最高位の階級である（1688年設立[2]）。NATO階級はOF-10（英語版）であり、陸軍元帥（イギリス陸軍）や空軍元帥（イギリス空軍）と同等である。名誉任命を除いて、1995年以降に海軍元帥に任命された人物はいない。

歴史

戦艦デューク・オブ・ヨークを訪れた国王ジョージ6世。ブルース・フレーザー提督（のち元帥）らが迎える。
（スカパ・フロー泊地、1943年8月）

海軍元帥の起源は、1360年7月18日に『国王の南部・北部・西部海軍指揮官（英語版）』に任命されたジョン・ド・ビーチャム（英語版）にまで遡る[3]。この任命により、初めて一個人にイングランド海軍の指揮権が与えられ、後世で海軍元帥にまで発展した[4]。帆船の時代では、海軍における提督の区別には、艦隊が赤、白、青の3部隊に分かれていたことによる区別も含まれていた。それぞれの部隊には少なくとも一人の提督が割り当てられ、順番で中将や少将を指揮した。名目上ではすべての提督が対等とされたが、伝統により、実質的な役割に加えて艦隊の階級も保持していた白の提督が上位とされた[2]。

18・19世紀

イングランド王政復古により海軍内の階級や構造の全般的な再構築がなされたが、その中には海軍元帥職が定着した点も含まれていた。この際に（従来は名誉職であるという）慣例を破って、元帥職が最先任の赤色艦隊提督に与えられた。このため赤色艦隊提督は海軍元帥でありながら実務的な職務も併せ持っていた。任命は終身で、一日当たりの手当5ポンド、使用人を雇い・養うための年間手当1,014ポンドが支給された。元帥職は常にただ一人の将官のみが保持することとされるとともに、乗艦のメインマストから王室旗を掲げて元帥の坐乗を示した[5]。

1805年、海軍元帥職と赤色艦隊提督職は分けられ、官報『ロンドン・ガゼット』の布告では「国王陛下は陛下の海軍において赤色艦隊提督の階級を復活させる勅命を下せり」とされた[6]。なお同官報では、22人の将官が赤色艦隊提督に昇格している[7]。19世紀以降、海軍元帥は一人しか務まらないという従来の制約にもたびたび変更があった。1821年、国王ジョージ4世は陸軍の初代ウェリントン公爵アーサー・ウェルズリー陸軍元帥とのバランスをとるため、初代セント・ヴィンセント伯爵ジョン・ジャーヴィスを存命二人目の海軍元帥に任じた[注釈 1]。1830年にはウィリアム4世が海軍元帥の人数を3人に増やしたが、終身現役制度はその後終わりを迎えた。

また1854年から1857年にかけて、海軍の最先任士官たる海軍元帥が存在しなかった。この当時の最先任であったトマス・ル・マーチャント＝ゴセリン（英語版）提督が健康上の理由から海上勤務ができなかったのである[8][9]。ゴセリンが死去するまで元帥は空位とされ、その死後の1857年にサー・チャールズ・オーグル（英語版）提督に引き継がれている。

その後制服組のトップとしてファースト・ネイヴァル・ロード（1904年以降は第一海軍卿）が設けられると、海軍元帥はその権限を失っていった。

20世紀

イギリス海軍の色別戦隊は1864年に廃止されたが、元帥の階級は残された。

エディンバラ公爵フィリップ王配は1954年にエリザベス2世の即位に併せて、ニュージーランド海軍元帥に任命された。ニュージーランド海軍の階級であり、イギリス海軍の階級とは分けられた[10]。

1959年に国防参謀総長が創設されると、この役職に就いた5人の士官が元帥に任命された。冷戦後に空軍の縮小が承認されると、1995年にサー・ベンジャミン・バサースト（英語版）が任命されたのを最後に以降の任命がない。それでも廃止されることはなく、2012年にイギリス軍の最高司令官である女王エリザベス2世を補佐した功績が認められ、ウェールズ公チャールズ（のちのチャールズ3世）が陸・海・空軍元帥に任命された。また2014年にボイス男爵（元第一海軍卿、国防参謀総長）が元帥に任命された[11]。

海軍元帥の一覧

任命
 画像
 名
 生年
 没年
 備考
 脚注
1688年 初代ダートマス男爵

ジョージ・レッグ（英語版）

1647 1691 [12]
1690年 エドワード・ラッセル[注釈 2]
 1652 1727 [13]
1696年 サー・ジョージ・ルーク 1650 1709 [14]
1705年1月13日 サー・クラウズリー・ショヴェル（英語版） 1650 1707 [15]
1708年1月8日 Leake Johnサー・ジョン・リーク 1656 1720 [16]
1708年12月21日 サー・スタフォード・フェアボーン（英語版） 1666 1742 [17]
1709年11月12日 サー・マシュー・エイルマー（英語版）[注釈 3] 1650 1720 [18]
1718年3月14日 サー・ジョージ・ビング[注釈 4] 1663 1733 [19]
1734年2月20日 サー・ジョン・ノリス（英語版）Norris John 1670 1749 [20]
1749年7月1日 サー・チャラナー・オーグル（英語版） 1681 1750 [21]
1751年11月22日 ジェイムズ・ステュアート（英語版） 1690 1757 [22]
1757年3月 ジョージ・クリントン（英語版） 1686 1761 [23]
1761年7月30日 Anson初代アンソン男爵

ジョージ・アンソン

1697 1762 [24]
1762年12月17日 サー・ウィリアム・ローリー（英語版） 1690 1768 [25]
1768年1月15日 Hawke Edwardサー・エドワード・ホーク[注釈 5]
 1705 1781 [26]
1781年10月24日 サー・ジョン・フォーブス（英語版） 1714 1796 [27]
1796年3月12日 Howe初代ハウ伯爵

リチャード・ハウ

1726 1799 [28]
1799年9月16日 Parker Peter初代準男爵

サー・ピーター・パーカー（英語版）

1721 1811 [29]
1811年12月24日 クラレンス＝セント・アンドリューズ公（のち国王ウィリアム4世） 1765 1837 [30]
1821年7月19日 Saint Vincent初代セント・ヴィンセント伯爵

ジョン・ジャーヴィス

1735 1823 1814年5月より元帥代理 [31]
1830年6月28日 Williams-Freeman Williamウィリアム・ウィリアム＝フリーマン（英語版） 1742 1832 [32]
1830年7月22日 Gambier初代ガンビア男爵

ジェイムズ・ガンビア（英語版）

1756 1833 [33]
1830年7月22日 Pole Charles初代準男爵

サー・チャールズ・ポール（英語版）

1757 1830 [33]
1833年4月24日 Nugent Charlesサー・チャールズ・ニュージェント（英語版） 1759 1844 [34]
1844年1月8日 Hawkins-Whitshed Jamesサー・ジェームズ・
ホーキンス＝ホイットシェッド（英語版）		 1762 1849 [35]
1846年11月9日 Martin Georgeサー・ジョージ・マーティン（英語版） 1764 1847 [36]
1849年10月13日 Martin Thomasサー・トマス・ビアム・マーティン（英語版） 1773 1854 [37]
1851年7月1日 Cockburn George第10代準男爵（英語版）

サー・ジョージ・コックバーン（英語版）

1772 1853 [38]
1857年12月8日 Ogle Charles第2代準男爵（英語版）

サー・チャールズ・オーグル（英語版）

1775 1858 [39]
1858年6月25日 West Johnサー・ジョン・ウェスト（英語版） 1774 1862 [40]
1862年5月20日 Gage Williamサー・ウィリアム・ゲイプ（英語版） 1777 1864 [41]
1862年11月10日 Hamond Graham第2代準男爵（英語版）

サー・グレアム・ハモンド（英語版）

1779 1862 [42]
1863年4月27日 Austen Francisサー・フランシス・オーステン（英語版） 1774 1865 [43]
1863年4月27日 Parker William初代準男爵

サー・ウィリアム・パーカー（英語版）

1781 1866 [44]
1864年1月11日 Curtis Lucius第2代準男爵（英語版）

サー・ルシウス・カーティス（英語版）

1786 1869 [45]
1865年9月12日 Cochrane Thomasサー・トマス・コクラン（英語版） 1789 1872 [46]
1866年11月30日 Seymour Georgeサー・ジョージ・シーモア（英語版） 1787 1870 [47]
1868年1月30日 Gordon Jamesサー・ジェームズ・ゴードン（英語版） 1782 1869 [48]
1869年1月15日 Bowles Williamサー・ウィリアム・ボールズ（英語版） 1780 1869 [49]
1869年7月2日 Sartorious Georgeサー・ジョージ・サートリアス（英語版） 1790 1885 [50]
1870年1月21日 Moresby Fairfaxサー・フェアファクス・モアズビー（英語版） 1786 1877 [51]
1872年10月20日 Stewart Houstonサー・ヒューストン・ステュアート（英語版） 1791 1875 [52]
1875年12月11日 Wallis Provoサー・プロヴォ・ウォリス（英語版） 1791 1892 [53]
1877年1月22日 Codrington Henryサー・ヘンリー・コドリントン（英語版） 1808 1877 [54]
1877年8月5日 Keppel Henryサー・ヘンリー・ケッペル（英語版） 1809 1904 [55]
1877年12月27日 Lauderdale第11代ローダーデール伯爵（英語版）

トマス・メイトランド（英語版）

1803 1878 [56]
1877年12月27日 Mundy Rodneyサー・ロドニー・マンディ（英語版） 1805 1884 [56]
1879年6月15日 Hope Jamesサー・ジェームズ・ホープ 1808 1881 [57]
1879年6月15日 Symonds Thomas サー・トマス・シモンズ（英語版） 1813 1894 [57]
1881年6月10日 Milne Alexander初代準男爵（英語版）

サー・アレクサンダー・ミルン（英語版）

1806 1896 [58]
1881年12月1日 Elliot Charlesサー・チャールズ・エリオット（英語版） 1818 1895 [59]
1885年4月29日 Ryder Alfredサー・アルフレッド・ライダー（英語版） 1820 1888 [60]
1887年7月18日 アルバート皇太子
(のち国王エドワード7世)		 1841 1910 [61]
1888年5月1日 Hornby Geoffreyサー・ジョフリー・ホーンビー（英語版） 1825 1895 [62]
1888年12月8日 Hay Johnジョン・ヘイ卿（英語版） 1827 1916 第一海軍卿 1886 [63]
1889年8月2日 William IIヴィルヘルム2世（ドイツ帝国皇帝・プロイセン国王） 1859 1941 [64]
1892年2月13日 Commerell Johnサー・ジョン・カマレル（英語版） 1829 1901 [65]
1893年6月3日 Edinburghエディンバラ公アルフレート（ザクセン・コーブルグ・ゴーダ公）
 1844 1900 [66]
1895年2月20日 Clanwilliam第4代クランウィリアム伯爵（英語版）

リチャード・ミード（英語版）

1832 1907 [67]
1897年8月23日 Lyons Algernonサー・アルジャーノン・リヨンズ（英語版） 1833 1908 [68]
1898年11月29日 Richards Frederickサー・フレデリック・リチャーズ（英語版） 1833 1912 第一海軍卿 1893–1899 [69]
1899年1月13日 Salmon Nowellサー・ノエル・サーモン（英語版） 1835 1912 [70]
1902年10月3日 Erskine Jamesサー・ジェームズ・アースキン（英語版） 1838 1911 [71]
1903年8月30日 Hotham Charlesサー・チャールズ・フレデリック・ハザム（英語版） 1843 1925 [72]
1904年6月16日 Kerr Walterウォルター・カー卿（英語版） 1839 1927 第一海軍卿 1899–1904 [73]
1905年2月20日 Seymour Edwardサー・エドワード・シーモア（英語版） 1840 1929 [74]
1905年12月5日 Fisher Johnサー・ジョン・アーバスノット・フィッシャー[注釈 6] 1841 1920 第一海軍卿 1905–1910,1914–1915 [75]
1907年3月1日 Wilson Arthur第3代準男爵（英語版）

サー・アーサー・ウィルソン（英語版）

1842 1921 第一海軍卿 1910–1911 [76]
1908年6月11日 Nicholas IIニコライ2世（ロシア帝国皇帝） 1868 1918 [77]
1908年12月2日 Noel Gerardサー・ジェラルド・ノエル（英語版） 1845 1918 [78]
1910年1月27日 Heinrich of Prussiaハインリヒ・フォン・プロイセン（ヴィルヘルム2世の弟） 1862 1929 [79]
1910年4月30日 Fanshawe Arthurサー・アーサー・ファンショー（英語版） 1847 1936 [80]
1910年5月6日 George V 国王ジョージ5世 1865 1936 [81]
1913年3月20日 May Williamサー・ウィリアム・メイ（英語版） 1849 1930 [82]
1915年3月5日 Meux Hedworthサー・ヘッドワース・ミュー（英語版） 1856 1929 [83]
1917年4月2日 Callaghan Georgeサー・ジョージ・キャラハン（英語版） 1852 1920 [84]
1919年4月3日 Jellicoe初代ジェリコー子爵

ジョン・ジェリコー[注釈 7]
(later Earl Jellicoe)

1859 1935 第一海軍卿 1916–1918 [85]
1919年4月3日 Beatty Davidサー・デイヴィッド・ビーティ[注釈 8] 1871 1936 第一海軍卿 1919–1927 [86]
1919年7月31日 Jackson Henryサー・ヘンリー・ジャクソン（英語版） 1855 1929 第一海軍卿 1915–1916 [87]
1919年11月1日 Wemyss Rosslynサー・ロスリン・ウィームズ（英語版）
 1864 1933 第一海軍卿 1918–1919 [88]
1920年11月24日 Burney Cecilサー・セシル・バーニー（英語版）[注釈 9] 1858 1929 [89]
1921年7月5日 Sturdee Doveton初代準男爵（英語版）

サー・ダヴトン・スターディー

1859 1925 [90]
1921年8月19日 Milford Haven初代ミルフォード・ヘイブン侯爵

ルイス・マウントバッテン

1854 1921 第一海軍卿 1912–1914. [91]
1924年7月31日 Madden Charles初代準男爵（英語版）

サー・チャールズ・マッデン（英語版）

1862 1935 第一海軍卿 1927–1930 [92]
1925年5月8日 Calthorpe Somersetサー・サマセット・ゴフ＝カルソープ（英語版） 1864 1937 [93]
1925年11月24日 de Robeck John初代準男爵

サー・ジョン・ド・ローベック（英語版）

1862 1928 [94]
1928年1月21日 Oliver Henryサー・ヘンリー・オリヴァー（英語版） 1865 1965 [95]
1929年7月31日 Brock Osmondサー・オズモンド・ブロック（英語版） 1869 1947 [96]
1930年5月8日 Keyes Roger初代準男爵（英語版）[注釈 10]

サー・ロジャー・キーズ（英語版）

1872 1945 [97]
1933年1月21日 Field Frederickサー・フレデリック・フィールド（英語版） 1871 1945 第一海軍卿 1930–1933 [98]
1934年7月31日 Tyrwhitt Reginald初代準男爵（英語版）

サー・レジナルド・ティリット（英語版）

1870 1951 [99]
1935年5月8日 Chatfield Ernleサー・アーンル・チャットフィールド（英語版）[注釈 11] 1873 1967 第一海軍卿 1933–1938 [100]
1936年1月21日 Edward VIII国王エドワード8世 1894 1972 [101]
1936年7月12日 Kelly Johnサー・ジョン・ケリー（英語版） 1871 1936 [102]
1936年12月11日 George VI国王ジョージ6世 1895 1952 [103]
1938年1月21日 Cork第12代コーク伯爵・兼 オレリー伯爵

ウィリアム・ボイル（英語版）

1873 1967 [104]
1939年7月7日 Backhouse Rogerサー・ロジャー・バックハウス（英語版） 1878 1939 第一海軍卿 1938–1939 [105]
1939年7月31日 Pound Dudleyサー・ダドリー・パウンド 1877 1943 第一海軍卿 1939–1943 [106]
1940年5月8日 Forbes Charlesサー・チャールズ・フォーブス（英語版） 1880 1960 [107]
1943年1月21日 Cunningham Andrew初代準男爵[注釈 12]

サー・アンドリュー・カニンガム

1883 1963 第一海軍卿 1943–1946 [108]
1943年10月22日 Tovey Johnサー・ジョン・トーヴィー[注釈 13] 1885 1971 [109]
1945年5月8日 Somerville Johnサー・ジェームズ・サマヴィル 1882 1949 [110]
1948年1月21日 Cunningham Johnサー・ジョン・カニンガム（英語版） 1885 1965 第一海軍卿 1946–1948 [111]
1948年10月22日 Fraser of North Cape初代ノースケープのフレーザー男爵

ブルース・フレーザー

1888 1981 第一海軍卿 1948–1951 [112]
1949年3月20日 Willis Algernonサー・アルジャーノン・ウィリス（英語版） 1889 1976 [113]
1952年4月22日 Power Arthurサー・アーサー・パワー（英語版） 1889 1960 [114]
1952年6月1日 Vian Philipサー・フィリップ・ヴィアン（英語版） 1894 1968 [115]
1953年1月15日 Edinburghエディンバラ公フィリップ 1921 2021 ロード・ハイ・アドミラル（英語版） 2011–2021 [116]
1953年5月1日 McGrigor Rhoderickサー・ロデリック・マグリガー（英語版） 1893 1959 第一海軍卿 1951–1955 [117]
1955年4月22日 Creasy Georgeサー・ジョージ・クリージー（英語版） 1895 1972 [118]
1956年10月22日 Mountbatten of Burma初代ビルマのマウントバッテン伯爵

ルイス・マウントバッテン

1900 1979 第一海軍卿 1955–1959

国防参謀総長 1959–1965

[119]
1960年5月10日 Lambe Charlesサー・チャールズ・ラム（英語版） 1900 1960 第一海軍卿 1959–1960 [120]
1962年5月23日 John Casparサー・キャスパー・ジョン（英語版） 1903 1984 第一海軍卿 1960–1963 [121]
1968年8月12日 Begg Varylサー・ヴェリル・ベッグ（英語版） 1908 1995 第一海軍卿 1966–1968 [122]
1970年6月30日 Le Fanu Michaelサー・マイケル・ルファヌー（英語版） 1913 1970 第一海軍卿 1968–1970 [123]
1971年3月12日 Hill-Norton Peterサー・ピーター・ヒル＝ノートン（英語版）[注釈 14] 1915 2004 第一海軍卿 1970–1971

国防参謀総長 1971–73

[124]
1974年3月1日 Pollock Michaelサー・マイケル・ポロック（英語版） 1916 2006 第一海軍卿 1971–1974 [125]
1977年2月9日 Ashmore Edwardサー・エドワード・アシュモア（英語版） 1919 2016 第一海軍卿 1977-1977

国防参謀総長 1977

[126]
1979年7月6日 Lewin Terenceサー・テレンス・ルウィン（英語版）[注釈 15] 1920 1999 第一海軍卿 1977–1979

国防参謀総長 1979–1982

[127]
1982年12月1日 Leach Henryサー・ヘンリー・リーチ（英語版） 1923 2011 第一海軍卿 1979–1982 [128]
1985年8月2日 Fieldhouse Johnサー・ジョン・フィールドハウス（英語版）[注釈 16] 1928 1992 第一海軍卿 1982–1985

国防参謀総長 1985–1988

[129]
1988年4月12日 オーラヴ5世（ノルウェー国王） 1903 1991 [130]
1989年5月25日 Staveley Williamサー・ウィリアム・ステイヴリー（英語版） 1928 1997 第一海軍卿 1985–1989 [131]
1993年3月2日 Oswald Julianサー・ジュリアン・オズワルド（英語版） 1933 2011 第一海軍卿 1989–1993 [132]
1995年7月10日 Bathhurst Benjaminサー・ベンジャミン・バサースト（英語版） 1936 存命 第一海軍卿 1993–1995 [133]
2012年6月16日 国王チャールズ3世 1948 存命 名誉称号 [134]
2014年6月13日 Boyce Michaelボイス男爵

マイケル・ボイス

1943 存命 国防参謀総長 2001–2003. [135]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ ジョン・ジャーヴィス提督が元帥に昇進した際、王族のクラレンス＝セント・アンドリューズ公（のちの国王ウィリアム4世）がすでに唯一の海軍元帥に就いていた。
  2. ^ 1697年にオーフォード伯爵に叙せられた。
  3. ^ 1718年にエイルマー男爵（英語版）に叙せられた。
  4. ^ 1721年にトリントン子爵に叙せられた。
  5. ^ 1776年にホーク男爵に叙せられた。
  6. ^ 1910年にフィッシャー男爵に叙せられる。
  7. ^ 1925年にジェリコー伯爵に昇叙する。
  8. ^ 同年9月にビーティー伯爵に叙せられる。
  9. ^ 1921年に準男爵位（英語版）を得る。
  10. ^ 1943年にキーズ男爵（英語版）に叙せられる。
  11. ^ 1937年にチャットフィールド男爵（英語版）に叙せられる。
  12. ^ 1946年にハインドホープのカニンガム子爵に叙せられる。
  13. ^ 1946年にトーヴィー男爵に叙せられる。
  14. ^ 1979年に一代貴族のノートン男爵に叙せられる
  15. ^ 1982年に一代貴族のルウィン男爵に叙せられる
  16. ^ 1990年に一代貴族のフィールドハウス男爵に叙せられる

出典

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関連項目

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