浮島村(うきしまむら)は茨城県稲敷郡にかつて存在した村である。
地理
『常陸国風土記』信太郡の条に、「乗浜の里の東に、浮嶋の村あり。四面絶海にして、山と野交錯れり。戸は一十五烟、田は七八町余なり。居める百姓、塩を火きて業と為す。」とある。
- 現在の稲敷市の北東部、旧桜川村の東部に位置する。
- 1966年(昭和41年)に干拓され現在は陸続きであるが、かつては霞ヶ浦に浮かぶ島であった。
- 村域は台地と平地が入り組む谷戸が多い地形であり、古くは製塩が主な産業だった。
歴史
村域の変遷
変遷表
1868年 以前
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明治22年 4月1日
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明治29年 4月1日
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昭和30年 4月1日
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平成17年 3月22日
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現在
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信太郡
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浮島村
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浮島村
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稲敷郡 発足
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浮島村
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桜川村
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稲敷市
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稲敷市
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人口・世帯
人口
総数 [単位: 人]
世帯
総数 [単位: 世帯]
1920年(大正 9年) | 303 |
1935年(昭和10年) | 330 |
1950年(昭和25年) | 447 |
参考文献
関連項目