浅野駅(あさのえき)は、かつて愛知県一宮市浅野(開業時は愛知県丹羽郡西成村)にあった名古屋鉄道一宮線の駅(廃駅)である。
近くには浅野長政旧邸跡(現浅野公園)がある。
歴史
大正時代、元広島藩藩主浅野長勲が先祖である浅野長政旧邸跡を訪れる際、数回にわたり押切町駅より最寄駅である当駅まで使用したという。その際には貴賓車トク1・トク2号が使用された。
駅構造
- 島式ホーム、1面2線の地平駅で、廃止直前まで有人駅であった。駅舎も存在していた。
配線図
浅野駅 構内配線略図
← 岩倉方面 |
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→ 東一宮方面 |
凡例
出典:[2] 破線は複線時代の構造 |
現況
隣の駅
- 名古屋鉄道
- 一宮線
- 羽根駅 - 浅野駅 - 印田駅
脚注
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。
- ^ 神田功 「一宮線の廃線跡を辿る」、『鉄道ピクトリアル No.624 1996年7月増刊号』、p.170、電気車研究会、1996年
関連項目