河合 美智子(かわい みちこ、1968年〈昭和43年〉6月13日[1] - )は、日本の女優、歌手である。本名、鈴木 一栄(すずき かずえ)[2]。オーロラ輝子(オーロラ てるこ)として歌手活動を行う。神奈川県[1]平塚市出身[2]。office みねらるらむね所属。
来歴
1983年に映画『ションベンライダー』の主役としてデビュー。役名の「河合美智子」がそのまま芸名になった。同映画の主題歌『わたし・多感な頃』で歌手デビューも果たしている。これと同時期に、同じキティフィルムのテレビアニメ『みゆき』の2番目のエンディング曲「サマー・ホリデー」も歌っている。その後、映画・テレビ・舞台と出演を重ねていった。
1996年、NHK連続テレビ小説『ふたりっ子』に「通天閣の歌姫」こと[3]叶麗子をモデルにしたオーロラ輝子役で出演。これが当たり役となって知名度を上げた。同ドラマ内で歌ったオリジナル曲「夫婦みち」を役名のオーロラ輝子名義でCD化すると85万枚を超える[4]ヒットとなり、1997年の『第48回NHK紅白歌合戦』にも出場。そのため、本来の芸名である河合美智子とドラマの役名であるオーロラ輝子の、ふたつの芸名で活動することとなった。
その後はしばらく連続テレビ小説に出演していなかったが、2008年に『瞳』でモンスターペアレント役でゲスト出演。また、同年度の『だんだん』にも出演しており、同作で三倉茉奈・佳奈との12年ぶりの共演を果たしている。
『たけし・逸見の平成教育委員会』に「第一期」入学生徒としてセミレギュラー出席。2008年7月13日放送の『熱血!平成教育学院』過去レギュラー編では、最高得点をとったうえに海外留学問題にも正解した。
1998年にはテレビアニメ『Bビーダマン爆外伝』のオープニング曲である「きっと明日は晴れるから」を担当。1997年9月25日放送の『BSマンガ夜話』では、所有コミックは3000冊を超え、コミックの保存にも気を遣うと語った。
2014年3月末で文化放送『高田純次 毎日がパラダイス』への出演を終了したことを機に、高田純次が社長を務めるテイクワン・オフィスからABP inc.へと所属事務所を移籍した[5]。
私生活では、2004年に仕事上で知り合った12歳年下で25歳の番組制作会社のディレクターと、自身の誕生日である2007年6月13日に結婚。2011年5月末に離婚していたことを、2年後の2013年8月に報じられた[2][6]。
2016年8月13日に脳出血を発症し入院。開頭手術はせず、9月27日にはリハビリテーション専門の病院に転院。その後、2017年1月10日に退院した[7]。同年2月11日に行われた出演映画『ママ、ごはんまだ?』の初日挨拶に登壇した[8][9]。闘病生活を支えた俳優の峯村純一と、3年半の交際期間を経て2017年3月29日に結婚した[10]。闘病を機に所属事務所を退社して、夫とともに個人事務所の「office みねらるらむね」を設立した[11]。
2018年10月から兵庫県豊岡市に居住し、舞台公演を中心に活動している[12]。
出演
映画
テレビドラマ
NHK紅白歌合戦出場歴
年度/放送回 |
回 |
曲目 |
備考
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1997年(平成9年)/第48回 |
初 |
夫婦みち |
オーロラ輝子として出場
|
その他
ラジオ
DVD
舞台
- GENKIプロデュースvol.4「ジャンケンポン」(2011年10月5日-16日、シアターグリーン BASE THEATER)
- GENKIプロデュースvol.5「スイートメモリーズ」(2012年2月21日-26日、笹塚ファクトリー)
- 2014シアターグリーンプロデュースNOMUZUプロジェクト第二回公演「どーしんぼの浜」(2014年6月17日 - 22日、シアターグリーン BOX in BOX THEATER)
CM
- ハウス食品 - さかなかな?!、好きやねん
- ハウス食品 - ゼリエース
- 資生堂 - バスボン・シャワーソープ
- 花王 - ニベアスキンミルク
- 花王 - ファミリーフレッシュ
音楽
シングル
ソロ名義
オーロラ輝子(河合美智子)名義
デュエットシングル
アルバム
オリジナルアルバム
ベストアルバム
映像作品
オーロラ輝子名義
タイアップ
書籍
- たなぼた オーロラ輝子繁盛記(1997年、光文社)
脚注
外部リンク