河口湖ショッピングセンターベル(かわぐちこショッピングセンターベル)は、山梨県南都留郡富士河口湖町船津2986にあるショッピングセンター。河口湖ショッピングセンター株式会社と河口湖商業開発株式会社が共同で運営している。
歴史
1987年(昭和62年)11月12日、ヤオハンを核店舗として開店した。3階には1スクリーン90席のビデオシアター(映画館)である河口湖ベルシアターも開館している。1997年(平成9年)にはヤオハン倒産の影響を受けて、5月にはダイエーグループのセイフー(現・グルメシティ関東)に営業譲渡された。郡内地方唯一の映画館だった河口湖ベルシアターは施設全体の買い物客を増やす効果があったが、2006年(平成18年)4月2日に閉館した[1]。これは配給元のソニー・シネマチックが事業から撤退することが理由である。河口湖ベルシアター自体の採算は悪くなく[1]、『ドラえもん のび太の恐竜2006』を上映した最終日は満席になる回もあった[2]。
2012年(平成24年)5月20日にはグルメシティが撤退。同年7月4日、1階部分にスーパーマーケットのセルバ河口湖BELL店が開店し、ライフスタイルセンターとしてリニューアルしている。12月までに3階に100円ショップのザ・ダイソー、ゲームセンターのアミュージアム、写真館のスタジオアリスが出店した。2013年(平成25年)2月20日、2階に総合衣料品店のパシオスが開店した。
年表
- 1987年(昭和62年)11月 - ヤオハンを核店舗として開店。
- 1997年(平成9年)5月 - ヤオハンが撤退、ダイエーグループのセイフー(現・グルメシティ関東)に営業譲渡。
- 2000年(平成12年) - セイフーがグルメシティに名称変更。
- 2006年(平成18年)4月2日 - ビデオシアターの河口湖ベルシアターが閉館[3]。
- 2012年(平成24年)5月 - グルメシティ撤退。
- 2012年(平成24年)7月 - 1階にセルバ河口湖BELL店が開店。
- 2012年(平成24年)10月 - 3階にスタジオアリスLiPi河口湖ベル店が開店。
- 2012年(平成24年)12月 - 3階にザ・ダイソー河口湖ベル店、アミュージアム河口湖店が開店。
- 2013年(平成25年)2月 - 2階にパシオス河口湖店が開店。
- 2013年(平成25年)4月 - 1階にココカラファイン河口湖BELL店が開店。
フロア構成
- 地下:ホワイト急便
- 1階:食料品フロア
- 2階:ファッションフロア
- 3階:生活関連のフロア
- 主な専門店街
店舗概要
- 開店日:1987年11月12日
- 店舗構造:地上3階・地下1階建て
- 営業時間:10:00 - 20:00[4]
- 駐車台数:約920台
脚注
- ^ a b 「郡内唯一の映画館閉館へ 惜しむ声多く復活検討 富士河口湖」『朝日新聞』2006年4月2日
- ^ 「郡内唯一の映画館が"幕" 河口湖ベルシアター 名残惜しみ満席の回も」『山梨日日新聞』2006年4月3日
- ^ 「富士河口湖のベルシアター 19年の歴史、来月『幕』 新たにシネコン建設へ」『山梨日日新聞』2006年3月8日
- ^ 通常の閉店時間は20:00だがゴールデンウィークや夏季を中心に、全館21:00に延長している。
外部リンク