江戸家猫八 (5代目)

五代目 江戸家えどや 猫八ねこはち
Edoya Nekohachi the 5th
本名 岡田おかだ 真一郎しんいちろう
生年月日 (1977-05-11) 1977年5月11日(47歳)
出身地 日本の旗 日本東京都目黒区
師匠 四代目江戸家猫八
名跡 1. 二代目江戸家小猫
(2011年 - 2023年)
2. 五代目江戸家猫八
(2023年 - )
出囃子 猫じゃ猫じゃ
活動期間 2011年 -
活動内容 動物ものまね
家族 初代江戸家猫八(曽祖父)
三代目江戸家猫八(祖父)
四代目江戸家猫八(父)
所属 落語協会(2012年 - )
公式サイト 江戸家猫八 公式ウェブサイト
受賞歴
国立演芸場・花形演芸会銀賞受賞(2017年)
国立演芸場・花形演芸会金賞受賞(2018年)
国立演芸場・花形演芸会大賞受賞(2019年)
浅草芸能大賞新人賞受賞(2020年)
芸術選奨文部科学大臣新人賞(2020年)
備考
三宅島自然ふれあい大使(2012年 - )
高知県観光特使(2015年 - )

五代目 江戸家猫八(えどや ねこはち、1977年5月11日 - )は、動物の鳴き真似(動物ものまね芸)演芸家。本名∶岡田 真一郎四代目江戸家猫八の長男。出囃子は『猫じゃ猫じゃ』。

ウグイスカエル、秋の虫などの江戸家伝統の芸はもちろんのこと、テナガザルアルパカヌーなど、鳴き声をほとんど知られていない動物のネタも数多くある。

経歴

1977年5月11日四代目江戸家猫八(当時・江戸家小猫)の長男として東京都に生まれる。

1985年、テレビ番組にて祖父と父と親子三代で初舞台。

1995年の高校在学中にネフローゼ症候群を患う。再発を繰り返した結果、12年間の闘病生活を送った[1][2]

2009年立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科に入学。同年、父である四代目江戸家猫八に入門。

大学院修了後の2011年、「二代目江戸家小猫」を襲名し正式にデビュー。

2012年三宅島自然ふれあい大使に任命される。また、落語協会に入会した。

2015年、高知県観光特使に任命される。

2017年に国立演芸場・花形演芸会「銀賞」を、翌年、同会「金賞」を、さらに翌年には同会で「大賞」を受賞。

2020年には、第9回噺家の手ぬぐい大賞・第36回 浅草芸能大賞新人賞・第70回 芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)受賞[3]

2021年、第10回噺家の手ぬぐい大賞を受賞。

2023年3月下席より、「五代目江戸家猫八」を襲名[4][5]

2024年、第13回噺家の手ぬぐい大賞を受賞。同年、落語協会理事に就任。

エピソード

  • 2009年に父が四代目江戸家猫八を襲名し、襲名披露に付き人として同行。その際、独演会限定で「親子共演」として「そのうち小猫」を名乗り舞台に立っていた[2]

受賞歴

芸歴

テレビ出演

ラジオ出演

  • 真打ち競演(NHK)
  • さくらひなたロッチの伸びしろラジオ(NHK)[6]
  • すっぴん!(NHK)
  • ラジオ深夜便
  • らんまんラジオ寄席(TBS)
  • おはようスプーン(ラジオ日本)
  • 落語 DE デート(文化放送)
  • くにまるジャパン極(文化放送)
  • らくごのデンパ(文化放送)
  • 日曜はがんばらない(文化放送)
  • AWAKE(bay fm)
  • CURIOUS HAMAJI(bay fm)
  • The BAY★LINE(bay fm)
  • E-ne! good for you(FMヨコハマ)
  • テツandトモのなんでだラジオ!(山形放送)
  • クロノス(TOKYO FM)
  • 音まね工房(NHK)
  • おとおばけのぼうけん(NHK)

出典

  1. ^ 5代目・江戸家猫八さん 高3の秋に「ネフローゼ症候群」が発覚し30歳まで自宅療養|独白 愉快な“病人”たち”. 日刊ゲンダイDIGITAL (2023年6月19日). 2024年8月12日閲覧。
  2. ^ a b 第2回 闘病に捧げた、20代。 | 特集 色物さん。002 江戸家小猫(動物ものまね)篇 | 江戸家 小猫”. ほぼ日刊イトイ新聞. 2024年8月12日閲覧。
  3. ^ 令和元年度(第70回)芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞の決定について”. 文化庁 (2020年3月4日). 2020年6月6日閲覧。
  4. ^ 令和5年 春 五代目江戸家猫八襲名”. 一般社団法人落語協会 (2022年4月1日). 2022年4月1日閲覧。
  5. ^ 令和5年 春 五代目江戸家猫八襲名披露興行”. 一般社団法人落語協会 (2022年12月1日). 2022年12月1日閲覧。
  6. ^ 生放送のハプニング!? 日向坂46の東村芽依さんと富田鈴花さんが「動物ものまね」に挑戦”. 日本放送協会 (2021年4月19日). 2021年4月26日閲覧。

外部リンク