永露 元稀(えいろ もとき、1996年6月8日 - )は、日本の男子プロバレーボール選手である。
来歴
福岡県春日市出身。小学4年生の頃、いとこに誘われたことをきっかけにバレーボールを始める[1]。
東福岡高等学校を経て東海大学に進学[2]。大学に入ってから本格的にセッターに転向した[3]。大学1年である2015年、U-23日本代表に選出され、5月に開催されたアジアU-23選手権に出場した[4]。また、U-21代表にも選出され、9月に開催された世界ジュニア選手権にも出場した[5]。
2018年、セッターとして日本代表登録メンバーに選出された[6]。8月に、アジア競技大会に出場した[7]。同年、豊田合成トレフェルサ(現・ウルフドッグス名古屋)の内定選手となり、試合にも出場を果たした[2]。2019年、大学を卒業してから豊田合成に入団。
2021-22シーズン、新監督のクリストファー・マクガウンよりスタメンセッターに抜擢される[8]。チームの天皇杯優勝とV1準優勝に貢献した[9][10]。優勝まであと1勝と迫りながら完敗で準優勝となったファイナルの最終戦(サントリーサンバーズ戦)では、試合後に自身の責任を強く感じ涙を流した[11]。また、マクガウンからはブロックの徹底指導も受け、ブロック力が強化された[3]。
2022年、日本代表登録メンバーに選出された[12][13][14]。監督のフィリップ・ブランが掲げるブロック強化において待望の長身セッターとして注目を受ける[3]。同年のネーションズリーグに出場[15]。AVCカップにも出場した[16]。また、ウルフドッグス名古屋とプロ契約を結び、2022年6月1日よりプロバレーボール選手となった(同年9月6日に自身のSNSで報告[17])。
2024年5月10日、ウルフドックス名古屋からの退団が発表され[18]、6月5日にパナソニックパンサーズ(7月より大阪ブルテオン)への入団が発表された[19]。
球歴
- ジュニア日本代表(U-23)
- 日本代表 (2018年、2023年-)
所属チーム
脚注
外部リンク